路上文学賞の受賞作品が発表されていますね!ホームレス経験のある方を大賞にした投稿型の文学賞。

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大賞:エンドレス・シュガーレス・ホーム



大賞に輝いたのは「鳥居」さんが投稿した「エンドレス・シュガーレス・ホーム」(受賞作品はすべてPDFで閲覧できます)。

「家」や「家庭」というものを思い浮かべるとき、ぐらぐらと 急に足下が おぼつかない 不安定な気持ちになります。

もし 「帰ることができる"家が、ない"」ということも、ホームレスに含めるのであれば、

幼い時から、私はホームレスでした。


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という一文で始まる詩的な物語。その深刻さと美しさに、鳥肌が立ちました。あまり文章で感動することはないのですが、これは別格ですね…芸術について考えさせられました。ぼくには一生、こういう透明な文章は書くことはできないでしょう…。




佳作:息子と私とホームレス



私の息子は、成人式を迎える前に死んでしまいました。とても美形で父親似でした。(うぬぼれでしょうか。)息子のことを考えると今でも涙が溢れてきます。本当に悪い母親だったと思っています。

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母親と息子でホームレスを経験した方の手記、こちらもすごい…。言葉が出ません。




東京路上生活マニュアル




路上生活というと世間一般のイメージでは果てしなく辛い厳しい毎日と思われがちである。しかし、勤め人や学生には自由があることもまた事実である。こういう私も東京(主に新宿)で10年近くも路上生活をしてきたが、意外となんとかなってしまう不思議さと面白さがあり、時と場合によっては冒険心を掻き立てられることもしばしばあった。

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こちらはユーモラスな作品。不謹慎と思われることを承知で書きますが、純粋にエンターテイメントとして面白いです。坂口恭平さんの「0円ハウス」に通じるものがありますね。



「プロのホームレスとして路上生活デビューをしたのは2002年の8月下旬頃で、舞台は新宿からのスタートとなった」という摩訶不思議な表現も。ホームレスにもプロ・アマがあるのか…。





ホームレスのリアルを知ろう




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その他、「外苑前であいましょう」「父の死、その時母は……」「無題」の3つの作品が選出されています。いずれも強烈。騙されたと思って読んでみてください。

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これ、本当に価値ある取り組みなのでもっと多くの人に知ってもらい、作品に触れてもらいたいです。当事者に手記を書いてもらうというのは、社会的意義はもちろん、コンテンツとしても魅力的です。





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