これは衝撃的!すごい生活をしている方がいらっしゃるんですねぇ。

著者のアズマさん一家は、夫婦+子ども2人の4人家族。東京の郊外に居住し、一ヶ月の電気代はなんと500円という驚きの暮らしをしています。書中から驚きの暮らしぶりをピックアップ。




冷蔵庫がない



私の家には、どこの家にもあるような電化製品がありません。
まず、冷蔵庫がありません。
食料は必要な量だけを買い、常温で保存できないものは数日以内に食べきります。(中略)残ったものを保存したい場合は、干したり漬け物にするなどして保存食に加工します。肉や魚だって、みそや酒粕、塩麹などに漬ければ、常温保存も可能です。


いきなりすごい!冷蔵庫のない暮らしなんて、もはや想像できませんが、意外となんとかなると仰っています。たしかにほんの数十年前までは、冷蔵庫なんて日常的に使われていなかったわけで、決して無理ではないですよね…。




洗濯機がない



次に、洗濯機がありません。
普通の生活をしていれば、衣服が汚れる主な原因は「汗」「あか」「ほこり」のせいでしょう。だから、これらの汚れを落とすことができれないいわけです。
ほこりだけならブラシをかければ奇麗に落ちます。選択はたらいに溜めた水に石けんを溶かして手洗いすれば、汚れを落とすことができます。


うへー、洗濯機もなし。ぼくはワンルーム時代、洗濯機なしの暮らしをしていましたが、もはやあの生活には戻れません…使い始めると便利になっちゃうんですよねぇ。




掃除機がない



さらに、掃除機もありません。
掃除は基本的に「ホウキと雑巾」を使います。普段は、ホウキだけでも十分キレイになります。掃除用の洗剤も使いません。


「電気を使わなくても掃除はできる」。うーん、たしかに…。





エアコンも電子レンジもない



それから、電子レンジやエアコンもありません。電気シェーバーやドライヤーもありません。夫はカミソリでひげをそります。髪は自然乾燥です。

家にある電化製品といえば、電球が3つと、ステレオ、お米の精米機、アイロン、扇風機、パソコン、固定電話くらいでしょうか。テレビは、夫が観るときだけ押し入れから出します。


なんという徹底ぶり。「電球3つ」のインパクトがすごいですね。「部屋が暗いと気分が落ち着く」「子どもが夜7時に寝てくれる」というメリットもあるとのこと。




ウコッケイとウズラを飼っている



私の家ではウコッケイとウズラを飼っています。
(中略)ウコッケイの場合は、若い頃は大体2日に1回ぐらい卵を産みます。年を取ってくると3日に1回、4日に1回とだんだん感覚が広がっていきます。わが家は現在、2羽飼っていますが、卵を買うことがなくなり、新鮮な卵が手に入るようになりました。


なんと!アズマさんの家にはウコッケイがいらっしゃるそうで…。ちなみに気になる鳴き声は、メスならそんなにうるさくないそうです。室内で飼うなら、鳥かごで飼えるウズラがおすすめとのこと。





古民家を改修して住んでいる



今住んでいる家は5年くらい空き家になっていた建物でした。最初に案内してもらったときはカビの臭いが充満して、至るところにクモの巣が張ったりしていて、床も腐って抜けている箇所がありました。家財道具もそのまま残されていて、冷蔵庫も5年前のまま中身ごと残っていました。

(中略)買ったあとは自分たちで掃除したり修理したりしました。自分たちで直せないところは、地元の大工さんにお願いしました。住めるようになるまで半年くらいかかりましたが、お金はそんなにかかりませんでした。リフォーム代は全部で200万円くらいだったでしょうか。あとは土地代だけ。建物はタダ同然でした。古すぎて資産価値がなかったんです。


うーん、すごい。こういう家の買い方はこれから増えていきそう。古いものを修理して使うって、とてもクールに映ります。





1日のゴミの量はこぶし一つ分



なぜ掃除や片付けが必要になるのか?それはゴミが出るからです。だから、究極の掃除・片付けは「なるべくゴミを出さないこと」なのです。
まず、わが家から生ゴミはほとんど出ません。ウコッケイのエサにしたり、庭の土に埋めて堆肥にしてしまうからです。


ゴミを減らす工夫としては、「包装が少ない個人商店で買う」「詰め替え用を買う」なんてことを行っているそうで。見習わねば…




などなどなど、なんとも刺激的な暮らしぶりが丁寧な筆致で語られています。単なる節約本というよりは、実践的な思想書という感じ。読後感は「ぼくはお金を使わずに生きることにした」に近いです。

他にも、

・携帯電話は持たない
・服は着回す、減らす
・モノは捨てない、買わない
・金より手間を掛ける
・電話は21時にコンセントを抜く
・季節のものを食べる


なんて生活哲学が紹介されています。全てを真似するのはむずかしいですが、すぐに参考にしたくなる要素がたっぷりです。

この本を読んで、うちもプランター菜園を始めることを決意しました。夫婦ともども、子育ての考え方も変わりました。行動を変えてくれるすばらしい一冊です。生活を見直したい方はぜひ手に取ってみてください。