朝日新聞にすばらしい記事と動画が掲載されています。必見なので、抜粋でご紹介。

朝日新聞デジタル:批判乗り越え、若者支援NPO イラクで人質・今井さん - 社会




イラク人質事件を乗り越え、若者支援NPOの立ち上げに




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詳しくはぜひぜひ朝日新聞の記事を読んでいただきたいところですが、会員登録がかったるいという方もいると思いますので、簡単に抜粋してご紹介(会員登録すれば無料でも読めます…項目多くて挫折しそうになりますが)。

未だに記憶している方も多いであろう、イラク人質事件。ぼくは当時高校生でしたが、「自己責任」というキーワードが話題になったことを覚えています。

被害者のひとりである今井紀明さんは、9年の時を経て、今若者支援NPOの「DxP(ディーピー)」の共同代表を務めています。彼らの活動については、うちのサイトでも何度か紹介していたりします(通信制高校の卒業者の2人に1人は、進学も就職もしない)。

ここに至るまでの道は平坦ではなく、特に帰国後のエピソードが強烈。突然殴り掛かられたって…。


「退避勧告の下で出かけたのは自己責任だ」「事件は自作自演では」。匿名の手紙やメールが殺到した。「死ね」「税金泥棒」「非国民」……。

道を歩いていて、突然殴りかかられた。家族の間も気まずくなった。今もそのころの記憶は、断片的に飛んでいる。対人恐怖症になった。

事件2年後、大分県の大学に入学。「イラクの今井君だよね」「応援していました」と話しかけられるのさえ、嫌だった。

大学で出会った友人、朴基浩(パクキホ)さん(27)は、今井さんがよく「何で俺生きてんのかな」とつぶやいていたのを覚えている。夜中、下宿の前の国道に寝そべっていたこともある。でも死ねなかった。





そんな体験を乗り越えて、今井さんはNPO「DxP(ディーピー)」を立ち上げます。現在は、通信制高校生向けのキャリア教育に取り組んでいます。具体的には、通信制高校生向けに大学生・社会人が体験談を語る、少人数制のワークショップ型授業「クレッシェンド」を提供しています。

■プログラム内容について

『頼れる大人との対話を重ねながら、高校卒業後の進路を考えていきます!』

授業「クレッシェンド」では、「夢」「失敗体験談」「進路の話」など、毎回テーマの異なるワークショップ形式で授業を進めてまいります。また授業の後半では生徒が自身のやりたいこと、気になることに挑戦する授業もあり、自分に自信を持つきっかけを作ります。


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今井さんとは一度お会いしてお話を伺ったことがあるのですが、とても素敵な人物でした。強烈な苦難を乗り越えた人間だからこそのタフネス、優しさを備えているという印象。微力ながら当サイトとしても応援したく、こんな記事を書いてしまいました。

朝日新聞掲載にあたって、今井さんが熱のこもったブログ記事を書かれているので、こちらもぜひご覧下さい。

「ひとりひとりが自分を諦めず、希望あふれる社会」というのがNPO法人D×Pのビジョンです。希望は私たち自身で作るものだと思いますし、この社会をより良いものにしましょう。私たちも努力し続けます。これからもどうぞ宜しくお願いします。


まだまだこれから。ゆっくりかもしれないけど、一歩一歩前へ。 : NPO法人D×P 今井紀明のブログ