ざっくり言うと…
・LINEニュースの要約(「ざっくり言うと」)が面白い
・秒単位でユーザー行動が見られるモバイル環境では、要約は嬉しいコンテンツ
・スマホの浸透で、コンテンツはさらに細切れになっていくだろう






LINEニュース(livedoorニュース)の「ざっくり言うと」が好きだったりします(というわけで、早速うちのブログにも導入してみました笑)。これ将来的にスタンダードになりそうですね。



モバイル環境では要約が嬉しい



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150万人以上に利用されているLINEのニュースアカウントを友だちに追加すると、毎晩6時にニュースが届きます。


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で、このリンクをクリックすると、ご丁寧なことに、すべての記事に「ざっくり言うと」という名の下、要約が掲載されているんですね。

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この編集の「ひと手間」はなかなか面白いと思います。

要約が表示されることで、ユーザーの利便性は高まるでしょう。読むべき記事なのかを事前に判断できるので、ニュースのチェック効率は上がります。通信環境が悪い地下鉄の中などでも役立ちそうです。

livedoorにとっても、総じて滞在時間や、訪問あたりPV数の増加につながる施策になっていると予想します。特に閲覧効率が上がるので、PV数は上昇するのではないでしょうか。




「ざっくり言うと」は、スクロールなし、ほぼ一画面で内容を把握できるのも嬉しいです。些細といえば些細ですが、秒単位でユーザー行動が行われるモバイル環境においては、スクロールの有無・長さはKPIに影響を与えると思われます。




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ニュースの要約といえば、著名投資家が注目する「Summly」を思い出しますね。こちらは自動でニュース要約を生成してくれるキュレーション系アプリです。オノ・ヨーコなんかも出資しています。モバイル環境においては「要約」は重要なコンテンツの切り口となっていくのでしょう。

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マイクロ化していくコンテンツたち



スマホが浸透していくことによって、この種のマイクロ化、細分化はますます進んでいきそうです。デジタルコンテンツは、スナックのようにサクッと食べられる、バイトサイズ(一口サイズ)になっていくわけです。

もちろんコンテンツによっては長文を読ませることも可能でしょうけれど、基本的にマイクロ化は不可避の変化だと思います。スゴレンなどで見られる「○パターン」は、コンテンツを一口サイズ化する編集技法といえるでしょう。


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こういった変化を前にして、「長い文章を読む人が減ってしまう!」と嘆いても仕方がありません。長い文章もやり方によっては一口サイズにできますし、電子書籍のような別のオプションもありえます。変化の波に乗りつつ、最適解を見つけたいものです。




関連本。デジタル化による環境変化については、田端さんの新刊にも言及がありますね。こちらはメディアに関心がある方には大変おすすめです。

デジタル化(つまりはノンリニア化)によって、メディア消費は全体として、どんどん、即物的で刹那的で断片的なものへと変化していっています。しかし、プロのメディア人として、このこと自体を嘆いていても仕方がありません。海に出た漁師が天候の変化に歯向かうようなものです。

(本)田端信太郎「MEDIA MAKERS 社会が動く”影響力”の正体」 | ihayato.news