2016年10月31日まで52%オフ、248円となっております。これ20代の頃に読んで、かなり生きやすくなりました。超おすすめです!

嫌うのは自然な感情


この本は「あなたは誰かを理由なく嫌うし、あなたもまた誰かから理由なく嫌われる。だから、嫌うこと、嫌われることを受け入れるしかない」という当たり前のこと教えてくれます。
世の中には不思議な考え方をする人が大勢いて、彼らは地上のすべての人を好きにならなければならないと思い込んでいる。

あるいは、そこまで行かなくとも、誰をも嫌ってはならないと信じ込んでいる。ですから、そういう人は、自分がある人を嫌っていることを自覚すると、たいそう悩むのです。

そう。

別にいいんですよ、嫌いな人がいても。ぼくだって山ほどいます。好きだった人を突然嫌いになることもありますしね。誰かを嫌うことは、まったくもって自然なことです。

(略)私の経験によりますと、こうした「嫌うこと=嫌われること」ないし「憎むこと=憎まれること」を自然に自分のうちに容認する訓練を怠ってきた人々が、大人になっても大層窮屈かつ欺瞞的な人間関係を築き上げ、それによって自分を苦しめかつ他人も苦しめるという暴力を振るうことになります。

これは慧眼ですねぇ。めんどくさい人ってだいたい「嫌われ慣れていない」んです

ぼくなんか人から嫌われまくっているので、人間的にさっぱりしてますよ。どうぞ勝手に嫌ってください。ぼくもあなたを嫌いますから!

もひとつ、超重要な真理。
「自分に落ち度がなければ嫌われるはずはない」という単純な論理を求めますと、相当おかしくなっていく。あなたが嫌われるのは、自分に落ち度が無い場合がほとんどだからです。

そこで、相手が自分を嫌っていると直観したときは、まず「そういうこともあるな」とでんと構えるしかありません。

こういう場合の相手は十分親しくないことが普通ですから、まずは考えるだけの原因を考えて、それでも不可解なら必要以上に詮索しないで、仕事上はあたかも嫌われていないかのようにしっかり振る舞うこと。そして、離れられることならなるべく離れてしまうことです。

離れることができない場合はどうするか。著者は「あっさりと嫌い合っていく」という態度をおすすめしています。いい響きですねw

それは、とくに難しいことではない。軽くあっさりと嫌い合っていけばいいのです。対立し合っていけばいいのです。

(略)「嫌い」がふたりのあいだに消滅する日が来るかもしれないが、それはまったくの偶然。変に期待しないで、淡々としていればいいのです。

(略)「ほのかな愛」があるなら「ほのかな憎しみ」もあっていいでしょう。お互いに相手を「ほのかに」嫌い続ければいいのです。

これは若い時代のぼくにとって、救いとなることばでした。
そうか!ほのかに嫌っていけばいいんですね!
当時仕事上の付き合いでひどい思いをしたことがあったので、ぼくは勇気を出して「ほのかに嫌う」ことにしました。そしてもちろん、今でもその人は嫌いです。どっかで幸せになってほしいですね。

最後に引用。本書では、「嫌うこと」を内省する効用についても語られています。
嫌いな相手をあなたは長い時間をかけて観察してきました。そこから、たいへんな分量の人間のおもしろさ、味わいをあなたは吸収できるのです。

せっかく、これほどのエネルギーで嫌い抜いてきたのですから、いわば手塩にかけて「嫌い」を育ててきたのですから、それを打ち捨てておくのはもったいない。

ゆっくりと時間をかけて、その発酵を待ち、そこから「俺(私)はこういうふうにとらえられているんだなあ」とか「こういうふうに人って誤解するんだなあ」とか「こうしても、ひとってやはりわかってもらえないんだよなあ」とか様々な勉強をする。

少し冷静になりますと、自分に対しても多少批判的に「俺(私)ってこういうふうにひとを裁いてしまうんだなあ」とか「こういうとき、俺(私)って聞く耳をもたなくなるんだなあ、意固地になるんだなあ」とか、様々なことが見えてきます。

(略)じつは「嫌い」の原因を探ることには絶大なプラスの効果があるからです。自分の勝手さ、自分の理不尽さ、自分の盲目さが見えるようになる。そのために、ひとを嫌うことをやめることはできませんが、自己批判的に人生を見られるようになる。

他人から嫌われても、冷静にその原因を考えれば、たいていの場合許すことができるようになる。こうして、本当の意味で他人に寛大になれる。


という感じで、「嫌い」を徹底的に解剖し、かつ肯定した素晴らしい一冊。

ぼくはこの本で、相当に生きやすくなりました。若い頃は人から嫌われるのが怖かったなぁ。

今はもうぜんぜんそんなことありませんし、どんどん嫌ってほしいとすら思いますが!

誰か嫌いな人がいる、なぜか嫌われている気がする、なんて方には強くおすすめです。これはもっと若い頃に読んでおきたかった…。






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