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有料メルマガを超えるか?有料サロン(コミュニティ)ビジネスを分析する

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市場調査がてら、Synapseを分析してみました。


Synapseの年間売上は約1,600万円

有料メルマガに次ぐ新たなマネタイズ手法として注目が高まる「オンラインサロン」。わかりやすくいえばファンクラブですね。ぼくもいくつか入ってますが、なかなか面白いですよ。


フェイスブックグループ&Paypalを使ったサロン運営サービス「Synapse」に出展している事業者をまとめてみました(2013年2月18日時点)。

ちゅうもえの楽屋にいらっしゃい♪」 424人×1,000円=424,000円

大石哲之のサロン「tyk projects」」 350人×1,155円=404,250円

サムライインキュベート榊原健太郎のオンラインサロン「Samurai Salon」」 148人×1,000円=148,000円

Yuhei Umekiの有料オンラインサロン「Umeki Salon」」 135人×1,000円=135,000円

もりぞお海外研究所」 116人×630円=73,080円

Pro-Value田中伶の「ビジネス書キュレーションサロン」」 57人×1,000円=57,000円

Sudaxの有料オンラインサロン「Sudax Salon」」 25人×2,000円=50,000円

Webマーケッターはらちゃんの[ソーシャル×集客]実践サロン!」 20人×1,234円=24,680円

ソーシャル x スマート コミュニティ【TechBuzzSalon】」 33人×480円=15,840円

Busimo大学オンライン」 2人×500円=1,000円

合計:1,332,850円
年間売上:15,994,200円

現時点においては、ざっくり年間売上は1,600万円ほど。Synapse側に支払う手数料は、決済手数料込みで20%なので、プラットフォームとしてはまだ儲かっていない感じですね。

著者一人ひとりでいえば、月間40万円近い売上を上げている大石さんや、はあちゅうさん&村上萌さんなど、それなりの利益を得ているオーナーも登場しています。


有料メルマガの市場規模は統計データが乏しいのですが、自身も有料メルマガを発行している藤沢数希さんは2012年8月に「いずれにしても、日本のまともな電子コンテンツの課金で上手く行ったのって、今のところ有料メルマガだけで、その市場規模も10億円~20億円ぐらいです」という言及をしていますね。

ものすごくざっくりいえば、オンラインサロンは有料メルマガの100分の1程度の市場規模だと推計できそうです。


オンラインサロンビジネスの課題

では、今後オンラインサロンビジネス市場が伸びていくためには、いったい何が求められるのでしょうか。


課題としてまず挙げられるのは、サービス自体の認知度が低いこと。

メディア運営に携わる事業者ですら、「サロン(コミュニティ)」という新しいマネタイズ手法について、まだまだ存在自体を知らなかったりします。著名人(たとえばホリエモン)がサービスを利用し、多額の収益を上げるといった事例が出てこないと、認知度のキャズムは超えられないでしょう。


もう一つはテクニカルな話で「どこでコミュニケーションを取るか」というプラットフォームの問題です。Synapseはフェイスブックグループをベースにしていますが、ターゲット次第ではフェイスブックを使っていないこともあるでしょうし、たとえば「LINEバンド」の方がいい、というケースもあるでしょう。

hopp(旧Grow!)やリボルバーのような独自サイトを作るのもありですが、「わざわざ見に行く」必要があるので、コミュニティの活性化はその分むずかしくなります。

有料メルマガは誰もがほぼ平等に使っている「メール」を基盤にしているので、こうした問題は発生しません。国民の多くが使うプラットフォームという観点では、サロンビジネスの次の主戦場はLINEになっていくような気もします。


オンラインサロンビジネスの可能性

パブリッシャー側の人間としては、サロンには高い可能性を感じています。というのも、有料サロンは有料メルマガに比べて、参加者に価値を提供しやすいからです。

有料メルマガは基本的に一方通行のコミュニケーションであり、かつ、一回に配信されるコンテンツもボリューム満点です。以前有料メルマガの遅配が話題になりましたが、パブリッシャー側への負担もバカになりません。

一方でサロンは、ボリュームがないコンテンツも投稿することができます。その気になれば毎日投稿することも可能でしょう。一投稿あたりの分量は小さくとも、投稿頻度が増えるのはファンにとっても嬉しい話です。

さらに、有料サロンにおいては「パブリッシャーと参加者」「参加者同士」でコミュニケーションを取ることができます。これはメルマガでは提供しにくい価値でしょう。


パブリッシャーの負担、双方向性という価値、このふたつを考えると、「有料メルマガから有料サロンへ」というシフトは進んでいくと思われます。

このシフトを加速するためには、前述の通り「認知度」と「どこでコミュニケーションを取るか」が課題になるでしょう。後者はなかなか答えを出すのがむずかしそう。とりあえずLINEバンドでも始めてみようかな…。


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