(雑記)「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉

Posted by IHayato
Feb 17 2010

マーケティングとは何か、という大きな疑問にぶつかっています。
無論、答えを見つけるにはまだまだ時間が掛かるはずなので、多くの体験を積み、先駆者たちの言葉を参考に、長い目で取組んで行きたいと考えています。


さて、昨日はソーシャルメディア研究会を執り行い、プロの視点から刺激的な言葉を頂くことができました。

非常に刺激的だったのは「マーケティングとは“営業をしないでも売れる仕組みを作り出すこと”」という言葉です(@tadafusahondaさん、間違ってたら申し訳ありません)。

まだまだその言葉を表面的にしか捉えることはできていないのですが、少ない経験からも、すごく腑に落ちる言葉だと感じました。どう料理して良いか分からないけれど、素晴らしい食材を頂いたような気分で、しっかりとこの言葉を調理し、咀嚼できるようになりたいです。

そんな風に思っていたら、smashmediaの河野さんがこんな記事を。サイトのタイトルも「マーケティングis.jp」で、今の僕に相応しいような気がしました。

最愛を目指せ

そしていま、格安ジーンズに代表されるように、それなりの品質の商品がいずれも低価格で提供されるようになってくると、価格さえもが差別化要因になり得ず、どこで買うのか――つまりショップやブランドへの信頼や愛着――が最重要項目になっていくと思われます。

(中略)

結論ありきな展開ですが、ぼくは多くの企業にとって「最愛」こそが会社を生き延びさせる唯一の道だと思っています。そしてその実行手段としてのITやインターネットやソーシャルメディアは大きな可能性を秘めているとも思っています。

「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉には、最近かなり違和感を覚えていました。ソーシャルという言葉にも、メディアという言葉にも、マーケティングと言う言葉にも。
僕は今のところ「ソーシャルメディアマーケティング」とは「“個”との関係構築を行うこと」というような認識を抱いているのですが、それを「マーケティング」と呼んで良いものか、確固たる意見を持てていないのが現状です(なので最近は「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉は極力使わないようにしていました)。

(余談ですが、@tadafusahondaさんからは「ソーシャルメディア“ほにゃらら”」を自分で作ってしまえ、というアドバイスを頂きました。勝手に言葉を作るつもりはありませんが、いっそそういうアプローチを取る必要がある、というお話でしょうね。つまらない冗談ですが、メディアという部分にも疑問がありますし、「ソーシャルほにゃららほにゃらら」を作り出した方が良いのかも?)

そんな中、河野さんが「最愛」の重要さを説いた上で、「最愛」を獲得するために「ITやインターネットやソーシャルメディアは大きな可能性を秘めている」と語っていることは、「マーケティングとは何か」「ソーシャルメディアを企業が使う目的は何なのか」という疑問を抱えている自分にとって、大変示唆に富んでいます。

河野さんの言葉の繰り返しになりますが、マーケティング活動の目的の一部が「最愛」を獲得することなら、ソーシャルメディアマーケティングは「最愛」を獲得するための一つの手法(あくまで、数ある選択肢の中の一つです)だと定義付けることができそうです。まだまだ僕にとっては体験を伴わない理論なので、体験を通して確信に変えて行きたいと思います。それでもマーケティングとは何か、という答えにはまだ届きそうにありません。難しい問いです。


と、何だか所信表明のようになってしまいました…。「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉について、知恵を頂きながら・自ら体験しながら、追求して行きたいです。

2 Responses

  1. [...] セルフブランディングという言葉 Posted by IHayato Feb 17 2010 前の記事に続いて、言葉の違和感についてのお話。 [...]

  2. 河野 says:

    「マーケティング」の定義は難しいですよね。紹介されてる“営業をしないでも売れる仕組み作り”はおそらくドラッカーの「セールスを不要にすること」という言葉の引用だと思うのですが、まあ人の数だけ定義があるようなものです。
    ぼく自身もちょいちょい定義が変わっていますし。

    そういやこんなのも書いてましたw

    マーケティングとは何か | マーケティングis.jp
    http://marketingis.jp/archives/19

    何人かに投稿いただいた定義も紹介しておきますね。ご参考まで。

    マーケティング定義集 | マーケティングis.jp
    http://marketingis.jp/analects_list

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