Archive for the ‘Uncategorized’ Category

若い世代のミッションは新しい文化を創ること

Uncategorized, ソーシャルウェブと生き方 | Posted by IHayato
Sep 08 2010


本日はカネヅカさん(@n_kanezuka)ら、広告代理店の一年目の方々とランチをしました。大変刺激的な時間を過ごすことができました。


カネヅカさんから飛び出した「合法的クーデター」という言葉は面白いです。僕なりの言葉で説明すると、遠い理想の未来への距離を、ぎゅっと縮めるためのイノベーティブな発想、ということになるでしょうか。

「クーデター」は暴力的だったり、モラルに反した形で行われる「理想の未来への距離を縮める行動」と解釈することができるでしょう。

誰も傷つけずに、法律にもモラルにも反しない「合法的」な形でクーデターを起こしてやろう!というのがカネヅカさんの言葉の含蓄だと考えます。明るくて良いですね。


エッジの効いた彼らとの対話から、少し頭の中を整理することができました。

新しい「文化」を創っていくことが、僕たち若い世代のミッションなのではないでしょうか。


「つぶやく」ことは、わずか1年足らずで「文化」になりました。

「チェックイン」も来年の今頃には文化になっているでしょう。

「シェアハウス」というあり方も文化になりつつあります。

「ペーパーレス」も一部では既に文化(社風)でしょう。

常にどこかで新しい文化が芽生え、浸透し、新しい価値が生まれていく世の中です。


しかし、「寄付」「Meetup」「プロボノ」「ノマドワーク」「コレクティブハウス」など、意義はあれど現時点では文化になりきれていない行動も多くあります。

若い世代は、それぞれが意義があると考える新しい文化を、生み出し、育てていくことがミッションだと僕は考えます。

僕は「Meetup」「プロボノ」「ノマドワーク」あたりの文化を重点的に推し進めていきたいところ。


それこそクーデターを起こしたくなるぐらい、世界は遅々としています。自分自身も、そんな環境に甘んじてついのんびりしています。この年でのんびりするのは良くないです、目が死んでしまいます。

動くか動かないかに関わらず、遅かれ早かれ、意義のある文化は浸透していくでしょう。やるべきことは、自らの手で変化のスピードを加速させることです。変化を加速させるプレイヤーになることは、経験上、非常にエキサイティングです。


皆さんはどんな文化を創っていきたいですか?そして、変化を推し進めるためにどんな活動をしていますか?

自分自身への問いかけの意味も込めて、こんな?マークを投げたいと思います。


気付きを与えてくれたカネヅカさんに感謝です。今度はゆっくりお話しましょう!


ソーシャルな経営コンサル、手島大輔( @teshimadaisuke )さんの講義より

Uncategorized, 雑記 | Posted by IHayato
Aug 27 2010


弊社には「TMH(トライバルメディアハウス)経営大学院」という社内勉強会があります。基本は社員が持ち回りで講義を行うのですが、しばしば代表(@ikedanoriyuki)の人脈を生かして外部講師がいらっしゃいます。

今回は一種のプロボノ集団の「Sell the Challenge」というプロジェクトを通して、「障害者」というコーズをサポートしている手島大輔さん(@teshimadaisuke)が講師でした。社会貢献、ソーシャルビジネスに関心がある僕にとっては貴重な機会となりました。

手島さんはオーガニックコスメ「アグロナチュラ」の立ち上げを行った方で、文句なしに営業・マーケティングのプロフェッショナルです。

講演テーマは「人は何のために生きるか」。プレゼン資料なしに、手島さんのストーリーを2時間語って頂きました。印象的な言葉をメモとしていくつかピックアップ。


・人生は、自己ベストを尽くした上で「他人が決める」もの。

・目標は書き落とすと不思議と実現する。

・「理論を超えたもの」を味方につける。運気、神風的なもの。

・「理論を超えたもの」はロックミュージックから学べるだろう。

・重要なものはライフステージによって変わってくる。

・その時やりたいことをやるのが一番良い。全ては必然。

・自分の名前で仕事を提供できる自負があるか。それは自分の「アート」か。

・モチベーションを高めるために「好きな言葉」を持ち歩く。

・使命を決める。自分のマーケティング戦略を立案する。自分はどんな独自能力を持っているか。トライしてみる。仮説検証してみる。それをやってみてこそ人が決めてくれる。

・全員個性があることを忘れていけない。個性をどう表現するか。己を知る。


「理論を超えたもの」という話が特に興味深いです。

僕自身もロックや民族音楽、クラシックが好きなので「感性に訴えかけるもの」の力は体感レベルで理解しています。

しかし、そういった感覚をビジネスに持ち込むという視点はありませんでした。ともすると「感性に訴えかける何か」はビジネスのプロセスの中で剥ぎ取れてしまいます。残ったものはエッジの取れたぶよぶよの何か、なんてこともしばしばあります。


「感性に訴えかけるもの」は、「問題意識」「熱意」「ビジョン」「美」「非凡」「流れ」「タイミング」「ストーリー」といったキーワードで語ることができるものでしょう。そう考えるとアートそのものと言えそうです。Appleの製品はそうしたキーワードを含むのかも知れません。

ビジネスのプロセスで「感性に訴えかけるもの」をいかに剥落させないか。これは生涯意識していくテーマになりそうです。


最後に宣伝のご協力です。手島さんは現在「インフィニストリア」という「ソーシャル・オーガニックコスメ(障害者に労働を提供し、売り上げの2%が寄付される)」を事業展開しています。

7.ひとつひとつに社会的使命のある製品たち

障害者(ザ・チャレンジド・パーソン)が作り出す産品を製品ラインナップ化する「チャレンジトレード」の推進や、各商品ごとに売上の2%を寄付し、その使い道をホームページで報告することで事業の透明性を保っていきます。

インフィニストリア 7つの特徴

背景に流れるのは「音楽」というテーマで、現在「Opera(オペラ)」「Wilidthing(ロック)」というラインナップが入手可能です。

公式サイトを見ると、ワクワクするような地域の音楽が今後の展開として予定されています。

民族音楽フリークとしては、インド音楽がテーマの「Tabla」が非常に楽しみ。何を隠そう、タブラは僕も持ってました(叩けず諦め売却しましたが)。様々な「ラーガ(旋法)」「タール(リズム)」をテーマにした化粧品になるのかな。


商品はこんな感じ。品質を考えると、価格は安めに設定しているそうです(楽天検索結果に)。素敵なストーリーを含んだ商品、彼女、奥さんへのプレゼントに良さそうです。

   


素晴らしいお話を頂けました。手島さん、ありがとうございました。


手島さんツイッター: @teshimadaisuke
手島さんブログ: TRY OUR LIFE!


貸します、あげますリストを作りました

Uncategorized, ソーシャルウェブと生き方 | Posted by IHayato
Aug 03 2010

ご縁があって@yukawasaさんとMeetup。夏の朝の恵比寿ガーデンプレイス、忘れられない刺激を頂けました。


特に強い刺激を頂けたのは、モノの寿命に関する話。

市場経済の中で、モノは過小評価されがちです。コンテキストを付与すれば、モノの価値は高まり、モノの寿命も長引きます。「おばあちゃんの着物」が残っているのは、貨幣では換算できない価値が上乗せされているからです。


講談社ソーシャライズ!にて『「所有」するなんてナンセンス! テクノロジーが加速する「共有」の時代』なんて記事を書かせて頂きましたが、テクノロジーはモノの共有を加速しています。

モノを共有する際には、コンテキストを付与することができます。

古着交換会のxChangeは示唆に富んでいます。古着にコンテキストが付与され、コミュニケーションが生まれ、古着の価値は増大します。


人は不要なモノをたくさん抱えています。小さなワンルームに暮らしている僕もその例外でなく。


モノにコンテキストを付与するささやかな実験として、「貸します、あげますリスト」を作ってみました。β版です。楽器類は写真や音源もアップしたいところ。

ここに掲載されているものは、着払いまたは対面でお貸しいたします。「イケダハヤトの」というコンテキストを含んだモノたちです。って書くと何か嫌ですね。

特に眠っている打楽器類を、ご活用頂けるのは個人的にも嬉しいです。実家には小物楽器がたくさん眠ってるんですよね…夏休みに回収しよう。2万円のカスタネットとかもあるんで、誰か使ってあげてください。ホントもったいないです。今自宅にある、カホンもダラブッカも物置・オブジェと化してます。


これからのウェブが楽しみです。貨幣ではない、「分かち合いの経済」が比率を高めていくのでしょう。テクノロジーは後押ししています。

振り返れば、僕たちは「与えることができるもの」を持っています。


(雑記)自己表現で食べていける時代は来るか

Uncategorized, 雑記 | Posted by IHayato
Jul 28 2010

ホリエモン×田原総一郎対談が講談社「現代ビジネス」にアップされています。

Ust放送されたものの書き起こしのようです(こういうコンテンツの作り方は良いですね)。


堀江貴文インタビュー vol.1 「ホリエモンにネットでお金を儲ける方法を聞く」

田原:メールマガジンは有料の会員が何人ぐらい?
堀江:まあ今数千人です。まだ一万人いかないぐらいですけど、まあでも数千人は集まりましたね。
田原:で、月いくらですか。
堀江:月840円のメルマガで。
田原:すごいじゃない!
堀江:まあそうですね。まだ雑誌の規模にはいかないですけど。
田原:だけども、ひとりあたり1年で約1万円だよね。少なくとも年間に数千万ですね。これで十分食えるんだ。
堀江:「食える」という意味では全然食えますけど。


さらっと言っているのが凄いですね…年間数千万って。

ホリエモンといういきなり例外的な人を紹介してしまいましたが、「自己表現で食べていける」人の裾野はどこまで広がるのかな、というのが最近の関心です。


今は普通の人でも、コミュニティを形成することが可能になっています。そこから「食べていけるだけの」収入を得ることは、もはやそう難しくない時代なのかな、と考えています。

「食べていけるだけの」という言葉の一つの形として、シェアハウスの「まれびとハウス」が思い浮かびます。

彼らは住人たちのコネクションを生かして、家の中でセミナーを開いています(先日は「明日の広告」のさとなおさんがゲストでした)。セミナー収入で、食費ぐらいは賄えてしまうとか。

人が集まり、情報が集まり、お金が生まれる。情報伝達コストが下がったことで、この導線を作りやすくなっているのではないでしょうか。


加えて、電子書籍のような手軽な手段も生まれています。「1万文字で100円」くらいの本をパブーで出版したいなぁ、と画策しています。まかり間違って100冊も売れれば、それで1万円の売上です。

無論お小遣い以上にはなりませんが「自己表現がお金になる」という意味では、電子書籍は画期的な手段になるような気がしています。


関連して、Tech Waveの湯川さんがとても印象的な記事を書かれています。


大量のプロの表現者が食べていける時代は、終わってもいいんじゃないか【湯川】

//大量のプロ表現者が食べれる時代は終わっても、セミプロの表現者たちが、好きな表現を続けながら自分自身で食べていく工夫を続けるのだと思う。

//表現一本で生活していくことは諦めた。でも表現に関係する仕事をしていたい。そんなに儲からなくてもいい。生活できるレベルでいいから。ネットの周辺に表現のツールが増えたことで、そう思う人が増えているんじゃないでろうか。


最後の一文は、まさに!という感じ。

僕は文章を書くことが好きですし、楽しいです。

「自己表現」を恥じたり皮肉る人もいますが、自己表現大好き!で何がいけないんでしょう。ソーシャルメディアが人々の自己表現を加速させているのは良いことだと僕は認識しています。

誰かの人生を変えるのは、多くの場合誰かの自己表現です。僕の人生を変えてきたのも、たくさんの人の言葉です。

そんな僕が世の中に還元できるものは、やはり言葉です。世界にインパクトを与える仕事は、全て自己表現でしょう。


ゆえに、「自己表現で食べていける」という言葉の意味は深いです。

テクノロジーは僕たちの生活をドラスティックに変えています。まれびとハウスは象徴的ですが、多様な生き方は既に可能になっています。

僕は“家庭を大切にしながら”“マッチョじゃなくても”“楽しみながら”「自己表現とその副産物で食べていける」生き方を模索します。


そんなことをぼんやりと考えています。まだまとまらないですね。


Kindleのポピュラーハイライト機能。読書のソーシャル化

Uncategorized | Posted by IHayato
Jul 27 2010

電子書籍とソーシャルメディアについて研究中。

電子書籍の可能性を感じさせる機能。あまり知られてないと思うので共有します。


Kindleには「ポピュラー・ハイライト」という、文中に「○○人がここにマーカーを引いています」と表示する機能があります。



本のインデックスにはポピュラーな箇所が一覧表示されています。ここを読めば本のキモは掴めたりします。

a__



読書中の表示はこんな感じ。僕もこの箇所をハイライトしているので黄色くなっていますが、デフォルトだと文字の下に点線が引かれます。

__


この感覚って、あるニュースやサイトに対して人々がどう感じているかを知ることができるbit.lyのサイドバーに近い気がします。

例えばこれは「Googleブックス」についてのクチコミ。同じくポピュラーな意見を知ることができます。こちらは「いつ」「誰」までトラッキングできます。


こういう読書スタイルには異論があるかと思いますが、情報摂取の仕方として、僕個人としてはそんなに違和感がありません。

もっと個を出して、「あなたの友達はここにハイライトしているよ!」くらいまで表示されても良いとすら思います。そこからコミュニケーションも生まれるでしょう。


思想として近いのは、Qlippyでしょうか。「読書のソーシャル化」なんてフレーズが思い浮かびます。

書籍に情報のレイヤーを重ねていく、というLayerd Readingも興味深いです。


QlippyやLayerd Readingを見ていると、Kindleのポピュラー・ハイライトはかなり控えめな印象を抱きます。抵抗が大きいと判断したのでしょうか。


電子書籍には様々な可能性を感じます。

例えばwikipedia式に、最新の洋書を誰かが翻訳してしまう、なんてことも近い将来あり得そうです。洋書が翻訳されるまでの期間は長すぎます。

絶版もなくなりますし、価格も安くなります。クリックしたらすぐ手元に届きます。ついでに(多分)エコです。

ふと思い直すと、僕はラディカルな電子書籍肯定派のようです。吝嗇家で部屋も狭いので、最近は紙の本を全く購入しません。紙の本は絵画と同じく、贅沢品になっていくのではないでしょうか。


とはいえ「本」という媒体は特殊です。CDがMP3になるのとは、少し意味が違うでしょう。本の内容によっては、電子化のメリットを打ち消すだけのデメリットもきっと存在します(僕には思いつかないですが…)。


電子書籍と読書のソーシャル化。皆さんはどうお考えでしょうか。


「見つけてもらうために」ソーシャルメディアを使う

Uncategorized, ソーシャルメディアとキャリア | Posted by IHayato
Jul 22 2010

インターンのコギ君(@CW404)と話していて面白いなぁ、と思ったこと。



就職活動中の彼にとって、ソーシャルメディアの利用目的の一つは「見つけてもらうため」とのこと。



今回のインターン採用は、そもそもツイッターでのやり取りが始まりでした。「インターンさせてください」というオファーを頂き、タイムラインと自己紹介を見て「こいつは面白そうだ!」と感じたので実際に会ってみたら想像通り面白い人だった、という感じです。

(釣れた!と思ってたのですが、まんまと釣られたのかも知れませんね)


僕はソーシャルメディアを「情報の可視化」と「マッチング」というキーワードで捉えています。

今回のインターン採用もこの文脈で語れるものです。トライバル社がインターン情報を可視化したことに反応し、自らの情報を可視化していたコギ君がコンタクトをしてくれ、そこでマッチングが発生しました。

このようなマッチングは、1年前の日本では考えにくかったことでしょう。

日本ではビジネスSNSが浸透しにくいという事実もありますが、もうすぐそれは変わっていくのかな、と予感しています。就活生やフリーランス、IT系求職者にとっては、既にメリットを享受できる環境は整っているのではないでしょうか。


コギ君のマインドは興味深いです。オンラインでアイデンティティを積極的に可視化し、ソーシャルメディアをキャリア構築のツールとして活用していく、という視点を“自然に”持っている大学生(たち?)が生まれているのです。

雇用の流動性が低く、ウェブで情報を開示することへの慎重さも根深い日本では、LinkedInのようなサービスは就活生から普及していくのかも知れませんね。

彼らには利用するメリットがあります。また、情報開示に抵抗のない人も多いでしょう。


たくさんの学生が「個」を強く意識した上で企業に就職することができれば、より幸せに働くことができる人たちが増えていくのでは、と期待しています。


実名とアイデンティティ

Uncategorized, ソーシャルウェブと生き方 | Posted by IHayato
Jul 14 2010

最近の勝間さんとひろゆきさんのディスカッションを思い出しますが、頭の整理として。問題提起をするわけではありません。ごく当たり前の話をします。



「“実名”であるかどうか」よりも「アイデンティティが保持されているか」という視点で考えた方がスマートです。

こんなことを考えたのも、FacebookのSocial Web Innovatorsコミュニティで「実名にする理由、しない理由」という質問を投げかけたため。大変興味深い意見を頂けました。いくつかご紹介します。


@shumaiさんのご意見。

実名って何ですかね?戸籍の紙上の名前でしょうか?それとも仕事で広く使っている名前?私はそのどちらよりも、家族や友だちが愛情をこめて呼んでくれるニックネームを名乗ります。同じニックネームを長年名乗り続けていることで学生時代の友人と再会できたりもしました。(実名至上主義って圧倒的に男性が多いですよね。自分が不便したことや怖い思いをしたことが無いからですかね…。)


@taisouegaoさんのご意見。

私は実名は使っていませんが、taisouegaoをソーシャルネームとして使い、実際にも人と会い仕事としてもそれを使っているので、そしてこの名前は行動に動機にもなっているので、私は私自身のあり方として、その方法論を信じています。逆に実名のほうをこの名前に変更しようとも考えています。


僕が考えている未来は「今後、人はオンライン上でアイデンティティを強化していく」というものです。

Facebook、Twitterもアイデンティティを持つことが求められます。どんな書き込みにも「自分」がくっついてくるわけです。プロフィールページを持たない匿名掲示板では基本的に無い現象です。(匿名なりの集合的なアイデンティティ、という観点もありそうですが、それはまた別途…)。

人がアイデンティティを強化する理由は、そこにメリットがあるからです。経済的なメリット、繋がることによる精神的なメリットが考えられるでしょう。


経済的なメリットの例としてはLinkedInが好例です。日本の雇用がもっと流動的になれば、LinkedIn的なビジネスSNSは自然と浸透していくでしょう。

精神的なメリットは「つながり」によって得られます。

基本的には、「全く誰だか分からない」相手と友人関係を結ぶことはできません。お互いがアイデンティティを持ち、認め合ってはじめて友人関係を結ぶことができます。


アイデンティティを持ち周囲にそれを認識して貰うことと、実名であることはイコールではありません。

かくいう僕もSEO的に名前をカタカナ表記にしています(本名だと池田勇人総理大臣が掛かります)が、アイデンティティを持つことでたくさんのメリットを得ています。


最後に、@taisouegaoさんの言葉をもう一つご紹介。

実名は人が決定したもので、自らの意思で付けたものではないので、行動においては、存在の根本から捉えるべきだと考えています。そこに名前というものが関わっています。


自分は何をして、何を変えたいか。世の中を変えるためには、アイデンティティを持つ必要があるでしょう。

他者とつながり、行動していく上では、実名かどうかは些細な問題です。

WEBの流れとして捉えるべきは、オンラインでアイデンティティを明確にする人が増えている、という現象だと思います。メリットを享受できる環境は整いつつあります。


色々議論が広がるテーマだと思うので、よろしければ皆さんの考えをぜひお聞かせください。

当ブログコメント欄でも、SWIのコミュニティでも。


ビジョンと仕組みが文化を作る

Uncategorized, 雑記 | Posted by IHayato
Jun 30 2010




組織がビジョンを明確にすることは重要。しかし人の行動を変えるには、制度などの具体的な仕組みづくりが必要。改革が前者だけにとどまると、メンバーの不満が高まり、組織は以前よりもバラバラになりかねない。Tue Jun 29 03:14:31 via movatwitter


ちょうど考えていたテーマで、共感したので東さんの言葉をご紹介。


高いビジョンやバリューを掲げても、参加者に対して仕組み(制度)を用意しないと文化は生まれない、と考えています。

「文化」は組織のDNAとも言えるものです。文化があれば、属人性を排除しながらも、一貫性のある組織を作ることができるはずです。

ザッポスは実に巧みで、コアバリューに沿った評価・教育制度を用意することで、社内文化を作り出しているように思います。

CEOのトニー・シェイというタレントはいますが、彼が不在でもザッポスはザッポスのままであり続けるでしょう。


制度という言葉は「ルール」を連想させるので「仕組み」という言葉を使います。ここでの「ルール」はあれをしちゃ駄目、これをしちゃ駄目、というような罰則・禁止・制限、という意味で使っています。

smashmediaの河野さんが「ザッポスの奇跡」について「カルチャーを創造できれば ルールをゼロにできる」というまとめをなさってました(slideshareへ)。文化があれば、禁止ではなく、奨励を行うことができます。

NPO/NGOや色々なプロジェクトを見ても、ここら辺は上手いやり方がありそうなんですが、当たり前ですが実際は難しいです。


こればっかりは唱えていても机上の空論になってしまいます。僕自身も、ビジョンと仕組みを用意して、カルチャーを持った組織(コミュニティ)を作っていきたいと思います。

何だかまとまらない記事ですが、水曜朝の頭の体操として。昨日取り上げた「露出リテラシー」然り、これも色々考えが波及するテーマです。関連するところも多そう。

ツイッター「自粛」の日本と「Gov 2.0 Expo」

Uncategorized, ソーシャルメディアと政治 | Posted by IHayato
May 28 2010

一応ネット選挙関係者として言及しておきたい話題。
(現在、@kotarotamura 議員のソーシャルメディア活用施策をアドバイスさせて頂いております。*個人的なボランティア活動です)


ネット選挙運動解禁、公正性確保など課題山積
 自民党は今年4月、ホームページとブログの更新に加え、メールや簡易投稿サイト「ツイッター」も解禁する公職選挙法改正案を衆院に提出した。しかし、各党協議では、メールについて、民主党などから「誹謗(ひぼう)中傷に使われる」といった慎重論が出て、今回の解禁の対象から外された。「ネットを使えない人にも配慮すべきだ」といった声もあがり、26日の合意は「各党の主張の最大公約数」(自民党幹部)をとりあえずまとめたものとなった。

 与野党は今回の合意を踏まえ、ネット選挙運動に関する具体的な運用指針を近く作成する方針だ。

 しかし、実際の運用には課題も多い。

 例えば、爆発的に利用者が増えているツイッターの扱い。各党協議では「なりすましによる虚偽情報を防げない」といった懸念が出たが、受け手の意思に関係なく送りつけることができるメールと違い、ツイッターは読む人が自分の意思で閲覧するためホームページやブログとの区別が難しい。このため与野党は、ツイッターを解禁対象から除外せず、候補者に利用の自粛を呼びかけることで折り合ったが、今回の与野党合意に参加していない新人候補者らへの自粛が徹底できるかどうか不透明だ。



あまりこういう言葉は使いたくないのですが、全く理解できません。

現在の選挙における最大の問題点は、候補者の情報がほとんど可視化されていないことだと考えています。それ以外にも色々あるでしょうが、まずはここでしょう。

例えば僕はBOPビジネスに興味があり、それを推進している政治家なんかを応援したいのですが、Googleで検索してもヒットしません。クリエイターの知人の方も「クリエイターの権利を守ってくれる議員」を探したところ、見つからなかったそうです。存在はしていると思うのですが、検索可能な形で情報が可視化されていないのでしょう。

「投票しても良い」と思える政治家を有権者が簡単に見つけられないのは問題でしょう。

メディアには投票したくなくなるような情報ばかりが流通している。政見放送だけじゃ分からない、そもそもテレビを見ない。街頭演説を聞いてる暇はない、聞いても名前を連呼するだけ。…これは個人的な感想に過ぎませんが、同じように感じている人は少なからずいるように思います。


ツイッターは情報の可視化を進めます。候補者について、より詳細な情報が利用可能になります。わざわざ例を出すまでもないでしょう。

双方向性もあります。必要があれば「@xxxxxxx 議員はBOPビジネスについてどう思いますか?」なんてことだって聞けるわけです(まぁ返ってこないでしょうけど)。

高い可能性のあるツールを「なりすましによる虚偽情報を防げない」なんて理由で否定するのは、僕には勿体無さすぎると思えます。


世界を見れば、「Gov 2.0 Expo」なんてイベントが行われています。非常に興味深いイベントです。「政府はプラットフォームになるべきだ」というティム・オライリーの提言は、理解する価値のある話です。
Gov 2.0 エキスポ~『ガバメント2.0~政府はプラットフォームになるべきだ』


津田大介氏特別寄稿「Gov 2.0 Expo」速報レポート1日目



こうした情報を見ると、日本の現状については言葉も出ませんね…。


と、不満を言っていてもしょうがないです。

幸いUstreamは禁止されていないようです。Facebookも言及がありません。ツイッターも「自粛」という曖昧な表現に留まっています。「Amebaなう」やGREEは良いのかも知れません(ツールで規制しても混乱を招くだけです…)。



選挙という分野における、新しいコミュニケーションのあり方はまだ模索していけそうです。

飲食店とソーシャルメディア。新たな接点で何をするか

Uncategorized, ソーシャルメディアマーケティング | Posted by IHayato
May 24 2010

誕生日が近いということで、友人に鰻をご馳走してもらいました。水天宮の名店、「うな富」です。ランチのうな丼は1,500円で、うまきや肝吸い、とろろまで付いているコストパフォーマンスが高い一品です。

と、グルメ系のブログのような書き出しですが、ここは「日本にソーシャルメディアの風を!」というブログです。今回の記事ももちろんソーシャルメディアの話です。



よいお店だったので「食べログ」を見ると、なんと店員さんが書き込みに対して丁寧なレスポンスを返しているではありませんか。食べログはしばしば見ますが、こういうお店は珍しい気がします。感動したのでいくつかご紹介。



お礼を言うのは基本です。ほぼすべての書き込みに対して感謝のメッセージが書き込まれています。

悪天候にも関わらずのご来店有り難う御座いました。皆様に召し上がっていただく鰻を、店の親父は”美味しく食べてもらえよ!”と、毎朝気合を込めて仕込んでいます。お客様が来ていただいた雨の日は、大安戌の日ではなかったのかなと?普段の雨の日はそんなに忙しい事は無いのですが・・・今度またお時間が御座いましたら是非ともの御来店を心より御待ち申し上げております。ありがとう御座いました、そして御粗末さまでした。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13053589/dtlrvwlst/1571701/

お客様からの質問にも丁寧に回答しています。例えば使われている重箱について。

ご来店有り難う御座いました。召し上がって頂いた鰻重(松)に使っている重箱ですが、木製の型に青貝漆を塗りこんだ40年以上前に作った代物です。水天宮に移転してくるさいに、傷だらけで倉庫に眠っていた重箱を漆器屋で修繕して復活させました。店の親父としまして、ウナギの仕込みは勿論の事それを盛り付ける器に拘りました。余談ですが、鰻重(竹)に使う新品(御所車朱漆)の重箱よりはるかに高い代物となってしまって・・・・(笑) 
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13053589/dtlrvwlst/1547626/

「うな丼のご飯は白米が良かった」と書き込んだお客様に対しては、下記のように答えています。この口コミがきっかけになったのか、店内には「ご飯はタレなしの白米も可能です」といった張り紙もありました。

お客様に於かれましては、一言(タレ無しの白い御飯又は蒲焼と御飯を別々等)声を掛けて頂ければ、如何様にも出来たので是非声を掛けてください。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13053589/dtlrvwlst/1334978/

素晴らしいと感じたのは、書き込みをしたお客様のプロフィールをチェックし、最近どのようなお店を訪れているのかをチェックしていること。「通」だと分かれば、それに合わせた内容のコメントを残しています。

御来店有り難う御座いました。お客様に於かれては、この7月中に、何軒もの鰻屋さんを訪問された上でのご評価、並びに貴重なご意見を頂き、本当に感謝致します。故に、店の親父としても現況の本音でお答えしたいと思います。食べて頂いてお判りの通り、当店では通年太物のウナギで商品をご提供致しておりますが、(この時期、太物は内地では出て来ませんので、台湾物でまかないます)今年の土用入り前から太物の鰻質が良くなく非常に苦労しました。それ故に、皮目の焦げ具合等、満足な食感を満たすことが出来ずに大変恐縮する次第です。8月2日以降、順次内地物に切り換えてまいりますので、又のご来店を心より御待ち申し上げております。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13053589/dtlrvwlst/1094133/

などなど。飲食店に関係している人は、ベストプラクティスとしてチェックする価値がありそうです。

こうした対応は当然のことと言えば当然で、「うな富」以外にも多くの店舗が食べログ上/ソーシャルメディア上でこうした活動をしていることは承知ですが、うなぎが本当に美味しかったので紹介してみました。1,500円はC/P高いです。



企業にとってソーシャルメディアは、顧客との新たな接点を生み出している、と僕は理解しています。食べログというサイト上に生まれた新たな接点を「うな富」は上手く活用しています。「フォロワーの数だけ割引」といったサービスも時には良いですが、僕には上で紹介したようなコミュニケーションこそが、一貫性のある本質的なものに思えます。



飲食店とソーシャルメディアは相性が良さそうです。店舗で提供する体験に加えて、お客様のロイヤルティを高めるために有効に活用することができるでしょう。何らかの形でファンとして固定化すれば、持続的な関係構築も可能です。こちらも研究&実践したいなぁ…。

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