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PoSに対する議論が最近盛り上がってますね!考えてみたいと思います。


PoSはネズミ講?

PoS(Proof of Stake)は、電力を大量に消費する「PoW(Proof of Work)」に対する代替的なアルゴリズム。


ビットコインはPoW、イーサリアムは現状PoWですが、将来的にはPoSに移行します。

NEOはウォレットに入れておくと「GAS」という通貨がもらえるんで、これも一種のPoSですね。

NEMはPoSをバージョンアップさせた「PoI」というアルゴリズムを採用しています。


PoSは仕組みとして「たくさん持っていれば持っているほど、新しく通貨がもらえる」という性質があります。

たとえばぼくが推しているXPはPoSを採用しているので、1日1.5万円分くらいのPoS報酬が得られています。まさに不労所得。パソコン付けてるだけで、この収入が得られます。

関連記事:XPのPoSマイニングの数字を公開。不労所得ですな……。


パソコンを付けているだけでお金が増えていく……というのは、普通に変な話ですよね。錬金術かよ、とw

PoSは仕組み上、大量に保有している先行者の財布にはどんどんお金が貯まり、後発はそれを高値で購入する……という状況になっていきます。

ゆえに、PoSアルゴリズムを採用している銘柄はしばしば「ネズミ講」と言われますw

ぼくもXP関係で、ネズミ講の親玉みたいなdisをされることがありますw ひどい話ですねぇ……。

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PoSに関する議論と実証研究は、まさにこれから進んでいくフェーズ。「PoSはネズミ講だから破綻する」という命題について、少し考えていきましょう。


PoSは売り圧力を減らす。

意外と見落とされているのは、PoSを採用することで、むしろ大口が売りだすインセンティブが減少する可能性があること

PoWの場合は電気代かけてるんで、掘った分は、基本的に売らないと赤字になってしまうわけです。

でも、PoSは電気代がほとんどかかりません。

ということは、「売らないと赤字」という結論にはなりにくいわけですね。PoSマイナーたちに「価格が上がるまでもう少し待つか……」という判断が働くようになるということです。


加えて、PoSは「枚数が多ければ多いほど有利」という性質があります。

ということは、逆に売らずに枚数を増やし続ける……というノードも実は多く存在するわけです。

ぼくもこのインセンティブが効いているので、XPを売るつもりはありません。1億XPまで増やしたいですね〜。


利率の減少の効果。

設計次第では、さらに売り圧力を減らし、買い圧力を高めることもできます。

XPを例に出すと、この通貨は徐々にPoSの利率を減らしていく方針のようです

実際、今年の1月1日には大幅にPoS利率が見直されています。ホワイトペーパーでも供給量の多さが問題視されていますね。


……ということは、今売って枚数を減らすのはもったいない可能性があるんですよね。

利率が将来的に見直されるのならば、むしろ枚数増やす方が賢い可能性すらあります。ガチホ&買い増し!

NEOのGASも徐々に利率が落ちていくので、やっぱりガチホ&買い増ししたくなってます。XEMも重要度スコア落としたくないので、やっぱりガチホ&買い増しですね。

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こういうあたりを考えると、「PoSはネズミ講だ」という指摘は、必ずしも正しくないわけですね。あくまで設計の問題であって。

ぼくの予想では、おそらく大部分のPoS通貨は徐々に利率を減らしていくと見ています

これがマーケティング的にも価格コントロール的にも、一番賢いのではないかと。


偏ることは悪いのか?

PoSに対する批判として、

「大口で売り出さないとしても、一部のノードに富が偏っていくじゃないか」

というものがあります。

これに関しては……そもそもPoWも一緒なんですよね。

富めるものが富んでいくのは、資本主義の原則。実際、ビットコインだって相当に富が偏っているわけです。

先行者が優位であり、富めるものが富んでいくという側面のは、どんなアルゴリズムを採用しても避けられないでしょう。

ゆえに、前提として「富の偏り」を問題視するのはなんだかズレている気がします。

これはメタップス佐藤さんも同様のスタンスに見えます。

偏っていくことは自然なので、それをどう捉えて設計するかですね。PoSはその意味で、むしろよくできているアルゴリズムだと思います。


リスク設計が鍵?

XPの例ばかりでなんですが、彼らはスーパーノードを建てる際に「burn(焼却)」の仕組みを導入するそうです。これ、ちょっと面白いですね。

Furthermore, the creation of a supernode will result in a permanent burn of the coins used to establish the node.

While it will still receive roughly 200% of the initial 1 billion XP deposit annually, the first billion has been destroyed.

This means that after the purchase of the Supernode, it will take roughly six months to be able to break the node without losing a percentage of funds.

スーパーノードを建てる際には、掛け金として全額がburn(二度と使えない状態)されます。

で、ゼロから始まって徐々に報酬が溜まっていき、半年経つと掛け金がトントンになり、あと半年待てば2倍のリターンになるということですかね。

なるほどたしかに、このやり方なら大口の短期利確は防げそうです。XPは現在エコシステムを設計中なので、上記の仕組みはさらに練られていくと思われます。

直感的にいって、PoSにおいては電気代の代わりに、「ステーキングするためのリスク」がコストになっていくのかなぁ、と思います。

現状の一般的なPoSはあまりにもノーリスクすぎるので、XPが構想しているようなリスク構造(PoSやるためには一旦全額がburnされる)はひとつの切り口になりそうです。


その他の批判。

こんな論点もいただきました。

別にPoS信者ではないのですが、あえて反対意見を述べておけば……。

「PoS経済圏では、その不平等な仕組みに気づいた貧しい者から順に抜けていく」については、設計の問題ですね。そもそも自分が富める側に回ることもできるわけですし。

「自分よりも貧しい愚かな人間を引き入れるインセンティブがある」というのは、PoWでも構造的に同じでは?マイニングした分を高値で買ってもらわないと収益にならないわけですし。

「外部の人間がこの不平等システムに介入する動機がない」についても、実需と設計の問題でしょうね。純粋に通貨・システムとして便利であれば、PoSだろうがなんだろうが使われるはずです。


2018年はPoS元年。

もっとも、いくらPoSをうまく設計したところで、その通貨なりシステムが使われないことには話になりません。これはPoWでもなんでも同じですね。

PoSの研究はまだ始まったばかりなので、「PoSだからネズミ講だ!詐欺師!」みたいな感情論に振り回されると未来を見誤ります。

2018年はPoSに関する技術や考え方が発展してくる一年になるんじゃないかな〜と期待します。


PoSについてのみなさんの意見も募集中!ツイートいただければ、この記事に貼り付けます。


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