スクリーンショット 2017 03 15 11 25 31

まとめましょう!


国からもらえるお金。

21世紀、なかなか厳しい時代です。

特にひどいのは、若い世代を取り巻く労働環境。

一度ブラック企業にハマってうつ病になったりすると、割りとすぐに貧困状態になってしまうという無理ゲー感。ぼくの周りでも、苦労している人がたくさんいらっしゃいます……。

今の日本は、「落とし穴」がそこらじゅうにある状態……といえます。運がいい人じゃないと、まともに

その一方で、実は日本社会って、けっこう手厚いセーフティネットがあるんですよ。有名なのは「生活保護」ですが、それ以外に利用可能な制度もたくさんあります。

目次をリストアップすると、本記事では、こんな制度をざっくり紹介していきます。

  • 高額療養費制度
  • 障害年金
  • 傷病手当金
  • 休業補償給付
  • 失業給付の基本手当
  • 生活保護

上の制度たち、どんな内容化知ってますか?ぼくは詳しく知りませんでした。この記事は勉強も兼ねて書いてますw

「困ったときに使える制度」は、細かいところを上げていくと、まだまだあります

あくまでこの記事は「たくさんある制度のなかで、ベーシックに知っておくべきものをまとめたもの」、というご理解でお願いします。

なお、この記事の記述は古くなることがあります。なるべくアップデートしていきますが、実際に利用する際は最新情報をチェックしてくださいませ〜。

[最終更新日 2017年3月25日]


医療保険に入る前に「高額療養費制度」を知ろう。

まずは、意外と知らない「高額療養費制度」から。

「急に病気になって、医療費が払えなくなったらどうしよう!」みたいな怖さって、ありますよね。それを解決するために「医療保険」に入る人もいるわけですが、ちょっと待った。日本にはいい制度があるんです。

ライフネット生命のウェブサイトがわかりやすいですね。なんて良心的なのでしょう!

スクリーンショット 2017 03 15 9 22 00

高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)とは、病院や薬局で1ヶ月(高額療養費制度は「1日~末日」を「1ヶ月」として医療費を計算しています。 )に支払った医療費が一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です

上の図と説明をざっくりまとめれば、100万円の医療費がかかったとしても、自己負担は90,000円以内で済む……ということです。すごいじゃないですか。

「だとしたら、医療保険には何の意味があるの?」という感じですよね。こちらもライフネット生命の説明から。

上記のように、高額療養費制度が適用されたとしても、自己負担は発生します。また、公的な医療保険が適用とならない、差額ベッド代や先進医療などについては、全額自己負担となります

自己負担も入院日数が長くなったり、療養期間が長引けば長引くほど大きくなりますから、民間の医療保険を検討する際は、「医療費の心配をせずに治療に専念できるための保障」を得られる保険商品を基本に考えるとよいでしょう。

……ここらへんは異論もあるでしょうけど、ぼくは医療保険は不要だと思うので加入してません。

保険に関しては、こどもが巣立つまでの期間、少額の生命保険を掛けているだけ。貯蓄もあるし、高額医療費制度を使えばなんとかなるでしょう……という考えです。

というわけで、もしもあなたや家族が大きな病気をして、多額の医療費を払わなくてはいけなくなった。そんなときは「高額医療費制度」を思い出してください。少なくとも、金銭的に絶望することはなくなると思いますよ。


うつ病でも給付される「障害年金」。

こちらも誤解の多い制度、障害年金。

「身体的な障害しか対象ではない」と思いこんでいる人が多いんですが、うつ病や統合失調症といった精神疾患も対象になります。あなたがうつ病で長期間苦しんでいるのなら、障害年金は選択肢になりえます。

もちろん?各種の難病なども対象です。疾患を抱えている方は、受給例がないか検索してみてください。たとえば「膠原病」も受給対象だったりします。

最近は、良くも悪くも情報が出回っていて「障害年金受給マニュアル」みたいな怪しい情報商材も見つかったりします。

……が、まずはまともな出版物で勉強するのがいいと思います。障害年金の専門家が書いた本が出ているので、こちらをどうぞ。わかりやすかったです。

ちなみに金額に関しては、国民年金、厚生年金のいずれに加入しているかで変わってきます。老齢年金と同じく「2階建て」になっています。厚生年金に加入していた場合は、より東急の低い「3級」での受給が可能となります。

スクリーンショット 2017 03 15 10 03 18

(「これならわかる〈スッキリ図解〉障害年金」より)


本気で受給を考えているのなら、まずは最寄りの年金事務所に相談に行ってみましょう。もちろん、無料で相談に乗ってくれます。

……が、必ずしも年金事務所が良い対応をしてくれるとはかぎりません。

お金はかかりますが、社労士に申請を代行してもらうやり方もあるので、自力でやるのが難しそうな場合はプロの手を借りましょう。

料金はさまざまですが、ある事務所では「事務手数料 2万円」+「年金の初回振込額の10%(成功報酬)」+「年金1.5か月分(成功報酬)」「最低保証金額100,000円(成功報酬)」の支払いが求められるとのこと。


会社で働けなくなったときは「傷病手当金」を貰おう。

何らかの事情で会社を休まざるをえなくなったときには、傷病手当金がもらえます。これ知らないと、けっこう損をします。

病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます。

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

こちらは基本的にサラリーマン向けの制度です。国民健康保険にしか加入していない自営業者・フリーランサーは対象ではありません……。

支給期間は最長1年半、月給の2/3が支給されます。めちゃくちゃ手厚いっすね……。


傷病手当金は、うつ病での休職も対象になります。

注意点としては、原則的に「会社に在籍しているときに申請する」ことが前提になっています

そもそも「会社を休んだとき」にもらえるお金なので、退職したら無関係になる……ということなのでしょう。「うつ病になって会社をやめたあと、制度を知ってあわてて申請する」パターンだと、最悪受給できない可能性があります。


こんなブログも見つけました。

ちなみにぼくはうつ病で会社を退職して、失業保険をもらいました。

職場環境は素晴らしかったので、そもそも労災を申請するつもりはありませんでしたが、傷病手当金はもらいたかった…。

でも、うつ病が発覚した3週間後にドタバタと退職したため、傷病手当金の知識が不足しており、受給条件を満たしていなかったのです

うつ病の労災認定は可能? 認定率・休業補償のメリット・デメリットを徹底解説 -ミラクリ

こちらも実際に支給を受ける場合は、在職中に、誰かに相談するのがいいでしょう。会社の事務スタッフ、受給経験のある人、社労士などなど……。

ココナラ」で電話相談をしている社労士さんを見つけたので、この人とかいいかも。

スクリーンショット 2017 03 15 10 29 30

余談ですが、傷病手当金って、なぜか解説書が見当たらないんですよね。わかりやすい本を書いたら売れると思うけどなぁ……。


労働災害なら「休業補償給付」が受けられる。

もうひとつ、ウルトラややこしいのですが……。

上の「傷病手当金」と似たような制度で「休業補償給付」というものもあります。

こちらは「労働災害」が原因で働けなくなったときに、月給の80%程度が支給されます。

支給期間も、原則的に「病気やケガが治るまで」となります。

「休業補償給付」は、「傷病手当金」より給付額・給付期間が有利になるケースがある……ということですね。

ただし、「休業補償給付」を受給するためには、「労災認定」を受ける必要があります。なかなかハードルが高そうです。

うつ病のような精神疾患などの場合、認定されない可能性もありますし、手続きのハードルも高いので、残念ながら現状は「傷病手当金(=労災ではない)」の取得が一般的なようです。会社と戦う感じになっちゃうのも、しんどいですよね。

現状「泣き寝入り」になっているケースも多いと思われるので、この点はもっと制度が柔軟になってほしいところです。働く人のうつ病なんて、ほとんどが「労災」だと思いますけどねぇ……。


失業時にもらえる「失業保険」。

こちらはよく知られた制度ですね。会社をやめて、再就職するまでの期間、雇用保険から給付を受けることができます。

金額は「以前もらっていた給料」に応じて変わってきます。

計算できるサイトがあるので、気になる方はお試しあれ。月給30万円で自己都合退職だと、総額50万円くらいもらえるそうな。

スクリーンショット 2017 03 15 10 50 05

これまたややこしい制度ですが、晴れて就職することができた場合は「再就職手当」をもらうことができます。ケースバイケースで給付額が変わるので、失業保険を受けている方はネットで計算してみてください


万人のための「生活保護」。

ここまでをざっくりまとめると……やっぱり会社員として働いていると、何かあったときにだいぶ助けられるんですよね〜……

アンチ・サラリーマンなぼくですが、こればかりは認めざるを得ない。高い保険料払ってるから当たり前といえば当たり前ですが……。せめて、障害基礎年金にも3級があればいいのになぁ。

万人のための制度とも言えるのが、ご存知「生活保護」。キーワードだけ聞いてアレルギー反応起こす人も多いですが、国民の重要な権利なので、必要があれば受給すべきです。

これもほとんど知られてない気がしますが、生活保護は「働いていても、若くても、持ち家があっても、車があっても申請可能です」。日弁連のパンフレットより。

709eb133

基本的に「最低生活費に足りない分を支給する」制度なんです。なので、普通に生活が苦しければ、足りない分を受給すればいいわけです。

スクリーンショット 2017 03 15 11 05 51

無駄にハードルを感じている人は多いですが、受給資格があるのならもらうべきだと思いますね。日本は先進国のなかで、圧倒的に生活保護を利用する人が少ないんです。そりゃあ、自殺も多くなるわけですよ……。

スクリーンショット 2017 03 15 11 06 37

相談は法テラス、福祉事務所、NPO(POSSEもやいなど)を頼ってみましょう。制度が複雑なので、自分で申請するのは大変だと思います。報道にあるとおり、ろくでもない行政担当者もいるみたいですしね……悲しいことです。


まとめ。

リテラシーとして最低限知っておきたいのは、こんなところでしょうか。

  • 精神疾患や難病などに苦しんでいる人は、「障害年金」を受給すると生活がラクになるかも。
  • 仕事でうつ病になったときは、「辞める前」に傷病手当金の受給を検討しよう。
  • 生活保護についての誤解を払拭しよう。

日本はそれなりに手厚いセーフティネットがあるので、ちゃんと利用していきましょう。

あなたが困っているということは、他の人も困っているということです。だとしたら、助けになる制度が用意されていてもおかしくはありません。


関連するところでは、「借金の整理」についてもまとめていこうと思っています。現在、以下の記事で紹介している方に記事の執筆を依頼しています。借金で困っている方は、続報アップをお待ちください〜。

関連記事【借金返済】「リボ払い」には手を染めていはいけないことが、最高によくわかる画像。


ご案内。

イケダハヤトって誰?

月額4,980円のアフィリエイト研究所

2,980円の「ブログ運営の教科書」


LINEでおすすめ本、セール情報配信中!

友だち追加数

資産運用、ハマってます。

イケハヤ流・資産運用の始め方

投資成績公開中


人気記事セレクション。

1. 会社辞めたい?おすすめ転職サイト

2. 「強み」を無料で診断しよう。

3. ネットで稼ぐ方法まとめ

4. 移住初心者は「福岡」にいけ!


今日も元気にツイート中。




お金とうまく付き合おう。

今回は「守り」の内容でしたが、「攻め」の話もたくさん書いています。

お金を銀行に眠らせてしまっている方は、以下の記事をどうぞ。

関連記事:100万円から始めよう。20代〜30代からの、かんたん資産運用。