実はぼく、二児の父です。可愛い娘を膝に載せつつ、イクメン論を書いておきましょう。


1. とにかく、仕事時間を減らせ!

日本社会は終わってるので、こどもが生まれても父親が平気で残業するじゃないですか。

それね、家庭崩壊しますよ。マジで。

「残業代がないと暮らしていけないから……」「実家がすぐそこだから……」「保育園の延長保育があるから……」とか、そういう話じゃありません。

慢性的に父親が家にいないと、家庭が崩壊するんです。オーケー?


あなたが自分の家庭を守りたければ、せめて!こどもが3歳になるまでは、家に早く帰りましょう。

大丈夫ですよ、あなたが残業しなくても、会社は回りますから。

でも、家庭はあなたがいないと回りません

リアルに語ると、まずは妻が「産後うつ」になる。そして夫婦関係が悪化し、父親が家に帰らなくなり、家庭崩壊に至ります。

「産後クライシス」ということばがあるように、こどもが生まれた直後はもっとも危ない時期なんですよ。男性諸君は、ここらへんの本を読んでおきましょう。



「育児」と「家事」は、大人がひとりでこなせる労働量を超えてるんです。

これを嘘だと思うなら、父親ひとりでこどもの世話をしてみてください。たぶん、1日で音を上げます

マジで無理ゲーっす……。ほんと、リアルにうつ病になりますよ。こども見ても笑えなくなるのが怖い。


社員に無理な業務量を押し付けつづければどうなるか……会社員やってるなら、わかりますよね?

長期の育休が取れないのなら、せめて、さっさと家に帰りましょう。それがあなたの家庭を守る道です。


あ、「残業しないと評価が落ちる」ような会社はもれなくクソ会社なので、さっさと辞めましょう。

そのまま会社にいても、年収上がりませんよ。だめな会社に勤めちゃってる方は、転職活動も並行してどうぞ。

関連記事会社やめよう!おすすめ転職サイトまとめ。


2. なんとしても育休を取れ!

はい、質問です!

男性諸君!

日本の男性育休取得率が、何パーセントか知ってますか?

10%?

20%?

これだけイクメンとか言ってるし、さすがに今は30%くらいあるよね〜。

……と思うじゃないですか。

すごいですよ!

なんと!

わずか「2.65%」なんですって!!

厚生労働省が26日発表した2015年度の雇用均等基本調査によると、男性の育児休業取得率は2.65%となり、1996年度の調査開始以来、最高となった

前年度に比べ0.35ポイント上昇し、これまで最も高かった11年度の2.63%を更新した。ただ、男性の取得率を20年度までに13%に引き上げるとする政府目標には遠く及ばず、低水準にとどまっているのが現状だ。

男性の育休取得2.65%=過去最高でも水準低く―15年度 (時事通信) - Yahoo!ニュース

これで「過去最高」とか笑いますよねぇ……。いや、笑えない……。

あ、ちなみに女性は8割で推移してます。これもこれで、2割の人はどうしているのか気になりますが……。

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ほんと、みんなどうしてるんだろう?98%の人は「里帰り出産」してるのか……?実家を頼れない人だっているだろうしなぁ。不思議すぎる……。

今はいい時代なんです。制度があるじゃないですか。世論も動いてます。

男性の育休利用の前例がないなら、あなたが道を作ってください。それが、あなたとあなたの後に続く人たちのためになります。

え?育休取ったら評価が落ちる?上司の理解がない?

断言しますが、クソですよ、その会社。ブラック企業で消耗することはありません。さっさと転職しましょう。


3. せめて!生後3ヶ月は育休か時短を!

上の育休取得率データにはさらに「オチ」がありまして、育休を取ったとはいっても、半数以上が「5日未満」なんですよ。

スクリーンショット 2017 02 27 12 26 14

!?

い、い、い、い、いつか……!?

それは育休じゃなくて、単なる「連休」なのでは……!?

つーか、5日とか完全に戦力外じゃないですか……。

せめて半年、いや、3ヶ月!そのくらいは一緒に子育てしましょうよ……。

育児をしてみるとわかりますが、「生後3ヶ月」が終わると、少しラクになるんですよね。親としても慣れてくる頃合いですし、こどもの睡眠や食事のペースも幾分安定してきます。

だから、せめて、3ヶ月。これは死守すべきです。

ほら、会社だっていきなり新人に仕事丸投げしないでしょう?少なくとも3ヶ月は研修期間で、上司が面倒見ますよね。

父親も母親も、新入社員みたいなものです。

「父親が家にいない」というのは、言ってみれば「何も知らない新入社員に、超難易度の高い顧客対応を丸投げする(休憩なし、休日なし、残業代なし)」という状態。ブラックどころか漆黒。愛があっても乗り切れない。

ほんとしつこいけど、せめて3ヶ月は休んでくださよ……。それが無理なら、せめて時短!3ヶ月!そのくらいならできるでしょう……?


4. 妻が「お母さん」ではなくなる日を作ろう。

うちも反省のかぎりなのですが、妻が「お母さん」ではなくなる日を作ると、うまくいくと思うんですよね。

上のような統計データからも明らかですが、女性はともすると「こどもが生まれた瞬間に、数年にわたって『母親』に徹することになる」わけですよ。

寝ても覚めてもこどもと一緒。下手したら、そのまま20年以上「母親」をこなさなくてはいけない。

男性は違いますよね。

普通に働いていると、「父親」である時間よりも「上司」である時間の方が長くなります。土日しか「父親」をやらない人も少なくないでしょうねぇ……。

男性として、意識的に「母親が母親でなくなる日」を作るべきです。

「妻」「女性」「ビジネスパーソン」「アーティスト」「学生」……男性であるあなたがそうであるように、いろいろな側面が人間にはあるじゃないですか。

まずは1日でも、2日でも、こどもを終日預かって「お母さん」ではなくなってもらいましょう。

「来週一日だけ有給取れたから、買い物でも行ってきなよ」
「睡眠足りてる?半休取れるから明日はゆっくり寝てれば?」
「家事はぜんぶやっておくよ」
「来月の連休、友だちとどっか行ってくれば?こどもはオレが適当に実家にでも連れてくから」
「せっかく帰省してるし、明日は姉夫婦にこども預けて、ふたりでメシでも食べ行こうよ」

という感じの一言だけで、だいぶ関係がよくなると思いますよ。

……ただし、「やってあげてる」みたいな上から目線にならないように注意してくださいw


5. 家事負担を減らそう。

という感じで、料理とかをするといいですよね(貼りたかっただけ)。まぁ、ぼくは苦手なのでほとんどやらないんですが……。

「家事」は家庭における「業務」です。これを片一方に丸投げするのは、無責任極まりない話。あなたも業務をこなしましょう。

もしくは「CaSy」のような家事代行サービスを使って、業務自体をアウトソースするのもいいでしょう。最近は対応エリアも広がってきてますねー。

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しつこいですが「いつもオレが洗い物してるじゃないか!」みたいなことを偉そうに言うと、こういう反応されるので気を付けてください。


6. 家族の「経営会議」をしよう。

突き詰めていくと、「家族」というのは「会社」と同じなんですよ

父親・母親は「共同創業者」。家族というベンチャー企業を「経営」していくようなものだと考えると、子育てもうまくいくのではないかと考えています。


会社には「経営理念」がありますよね。

家族においても、これは重要です。自分たちはどういう家族を作りたいのか、夫婦で議論して、理念を定めましょう。

うちの家族は「家族みんなで、好きなことをする」的な感じです。何をするにせよ、誰かが我慢するのは良くないと思うんですよね。

会社でも定例ミーティングがあるじゃないですか。

あれを夫婦でもやるといいと思います。子どもが大きくなったら、彼らも巻き込みましょう。

美味しい紅茶とクッキーでも食べながら、食後に経営会議。すてきな習慣だと思いませんか?


7. イクメンとか当たり前、という意識を持つ。

そもそも「男性も育児に参加しよう」とか「イクメン」とか、変なことばなわけですよ。

「参加」って、そもそも何目線だよ、という話であって。「イクメン=育児をするメンズ」とか、そんなのこどもがいるなら当たり前です。育児するでしょ、こども生まれたんだから……。

意識を変えましょう。そして、時代の変化を加速させましょう

上司たちの時代とは、違うのです。ぼくらの代で、悪しき文化を根絶しましょう。


育児は楽しいし、学べるよ。

いろいろ書きましたが、前提に立ち戻ると、育児は楽しいんですよ。なんだかんだで毎日笑顔になれますし、学びも多いです。

もっとも大きな学びは、「仕事時間は少なくても、成果は出せる」と気づいたことですかね。第二子目でそれを確信して、今は完全に在宅ワーカーになりました。

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育児にまったく関わらない男性を見ると、純粋にもったいないと思っちゃいますねー。せっかく自分を変えるすばらしい機会なのに!

育児をに関わると、こどもと一緒に、親自身も成長できるんですよ。

育児というのは、壮大な「研修」みたいなものです。会社の提供する研修なんかより、よっぽど学ぶものが多いですよ。ほんと。

というわけで、さっさと家に帰って、家族で時間を過ごしましょう。

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