「アウトランダーPHEV」を購入しました。PHEVいいよ!と絶賛布教中です。

関連記事:[口コミ] アウトランダーPHEV、徹底レビュー。プリウスPHVとどっちがいい? 
 

PHEVってそもそもなんだ?

まだ車種が全然ないので、クルマに乗っている人でも、ほとんど方は「PHEV」が何か知らないと思います。

「PHEV」は「プラグインハイブリッド電気自動車 (Plug-in Hybrid Electric Vehicle)」の略で、ざっくり言うと「電気自動車なんだけど、電気がなくなったときはガソリンでも動くクルマ」です。

スクリーンショット 2015 07 08 9 53 32

ぼくが乗っている「アウトランダーPHEV」は、満充電だと約50km(高速走ると30kmくらい)ほど、電気のみで走り続けることができます。専用のコンセントを設置すれば、自宅で充電することもできます。短距離のみの利用なら、ガソリンを一滴も使わず運転することができちゃいます

PHEVは「リーフ」のような純粋な電気自動車(EV)に比べると、電気のみで運転できる距離が短めになっています。リーフは公称値で228km、アウトランダーは60kmなので、だいぶ違いますよね。

スクリーンショット 2015 07 08 9 13 36

ここだけ聞くと「じゃあリーフの方がいいじゃん」と思ってしまいますが、電気自動車って「電欠(電池切れ)」が怖いんです。ガソリンのように短時間で補充もできませんし。

実際に電欠になることはほとんどないと思いますが、遠距離のドライブなどは「電池持つかな…」と精神的にちょっとストレスがかかりそうです。

で、そういったニーズに応えたのが「PHEV」です。前述の通り、PHEVはガソリンでも動きます。ガソリンと電気を満タンにしておけば、500kmは運転することができます。

スクリーンショット 2015 07 08 9 54 19

遠距離のドライブ時は、サービスエリアなどで急速充電してもいいですし、もちろんガソリンを給油してもいいのです。PHEVなら、ピュアな電気自動車にありがちな「電欠の不安」を抱くことがありません。

もちろん、電気で走れば走るほど、「燃費」はよくなります。「アウトランダーPHEV」は燃費数字を表示できるんですが、使い方によっては「リッター99km」のような数値を弾き出すこともあります。これ、なんかいい気分になります。

個人的な予想では、日本ではピュアな電気自動車よりもPHEVが先に普及すると考えています。「電欠の不安がない」という特徴は、日本人好みな気がします。
また、欧米では厳しい環境規制(「ZEV:Zero Emission Vehicle」)が採用されており、それもPHV/PHEVの普及に一役買っています。日本の動向がどうなるかわかりませんが、遅かれ早かれ、通常のハイブリッド車は時代遅れになっていくのでしょう。


そもそもなんで電気自動車を買うの?ガソリン車でいいんじゃないの?

スクリーンショット 2015 07 08 9 55 04

ここまで読んで、「ん?そもそも電気自動車とかPHEVである必要はあるの?ガソリン車でよくね?」と思った方もいるかもしれません。

まぁ、そう言われたらそうなんですが、電気自動車/PHEVはガソリン車に比べて、様々なメリットがあるんです。以下、羅列します。

  • ガソリンの使用量を圧倒的に抑えられる。ランニングコストはガソリン車より安い。
  • 太陽光発電と組み合わせると、燃料代がタダになる 
  • エンジンをかけなくてもエアコン、テレビ、ラジオなどが使える。居住性抜群。
  • モーターで加速するので、運転がなめらか。一度慣れるとガソリン車は違和感あります。
  • ガソリン車に比べて静かに走ることができる。
  • 災害時にはクルマのバッテリーを使って家電製品を動かせる。
  • 車内にAC100Vのコンセントがある。

なんてあたりに魅力を感じる方は、電気自動車/PHEVがおすすめです。ぼくはクルマのなかで快適に仕事をしていますが、これは割とPHEVだからできることだと思います。エアコンかけられるのは嬉しいですね。ほんと、クルマというか「部屋」です。



細かいところでは、長い坂道を下るとバッテリーに充電されていくのも、乗っていてかなり面白いですね。ぼくが山奥に住んでいるので、峠を下りると10kmくらい電気が蓄積されていて感動します。今までガソリンを消耗して山を下っていたのがバカらしくなります。


デメリットは価格の高さと充電設備

スクリーンショット 2015 07 08 9 56 44

PHEVは非常に良いクルマなのですが、残念ながら価格が高いです。ぼくが乗っているアウトランダーPHEVは、オプションを軽くつけたら433万円になってしまいました。SUVなので燃費が良いわけでもないので、正直割高なクルマです。コストだけ見るなら、プリウスとかアクア、軽自動車がおすすめです。PHEVは節約するためのクルマではなく、「趣味のクルマ」です。

とはいえ、長い目で見れば、PHEVの価格は下がっていくでしょう。200万円前半のクルマが出てくるのは、そう遠くない未来なのではないかと思われます。車種に関しても、SUVのみならず、コンパクトカー、ワゴン車など幅広く展開されていくことでしょう。

デメリットについてもうひとつ。実際的なハードルになりがちなのが「自宅に充電設備を設置できない」という点。専用電源なので、工事が必要なんですよ。

スクリーンショット 2015 07 08 9 58 06

我が家も賃貸なので、充電設備を設置することができませんでした。本当は設置した方が燃費いいんですけど、まぁ、PHEVは充電設備なくても使えるんで、今のところは急速充電だけで利用してます。こういう諦めができるのはPHEVのいいところですね。

「PHEV」は、ちょうど今の「ハイブリッドカー」と同じような未来になると見ています。プリウスが切り開いた「ハイブリッド」というジャンルは、今では価格も下がり、車種も増えましたよね。PHEVもそんな感じになるかと。


まだまだ車種が少ない。2016年秋時点の選択肢

スクリーンショット 2015 07 09 9 50 31

PHEVは選択肢がまだまだ少ないのが現状。実際、以下の3車種くらいじゃないでしょうか。

で、どれも従来車種よりだいぶ割高です

機能やバッテリー容量、価格を考えると、このなかでは、アウトランダーが一番いいんじゃないかなぁ。
ただ、プリウスPHVは2016年のモデルチェンジでバッテリー容量が伸び、かなり使える感じになりました。今ならこちらも選択肢に入るでしょう。

PHEVとPHVの違いは、「PHEV」の方が電気自動車感が強い、という点にあります。プリウスPHVは、電気が残っていても割とすぐにエンジンが駆動するそうです。PHEVは基本的に、電気がなくなるまでは電気のみで航行します。


「レンジエクステンダー」付きのEVも選択肢に入るかも

また、「BMW i3」のような「レンジエクステンダー」が付いているクルマも、PHEVを検討している人にとっては選択肢になるかと思います。

スクリーンショット 2015 07 08 9 47 49

耳慣れない言葉ですが「レンジエクステンダー」は、要するに「電気がなくなったら、ガソリンで発電して電気を充電できますよ」という機能です。発電用のエンジンを積んでいる電気自動車ですね。PHEVほど航続距離は長くありませんが、こちらも「電欠の不安」を取り払ってくれます。

レンジ・エクステンダーは、走行距離を伸ばすための装置。バッテリーの電気が少なくなると、発電用エンジンを駆動。バッテリーに充電して走行し、一充電走行距離229kmの航続距離を最大300kmまで伸ばすことができます

Amazon.co.jp | BMW i3 レンジ・エクステンダー装備車 ローン (60回) 頭金 ソリッドカラー アラバニ・グレー | 車&バイク

BMW i3に見るように、レンジエクステンダーはあくまで補助機能なので、追加できる航続距離は70km程度のようです。アウトランダーPHEVは普通にガソリンだけで500km近く走れるので、この点はだいぶ違いがありますね。

今後、「大容量のレンジエクステンダー搭載車EV」が出てくると、「PHEV」との境目が薄くなっていきそうです。ざっくりカテゴライズすると、どちらも「基本的に電気で動くけど、電欠したときはガソリンも使えるクルマ」ですからね。


まとめ:「PHEV」は、まだ買い時ではない

割とリアルな話ですが、正直なところ、PHEVはまだ買い時じゃないと思います。いや、買っておいてなんですが。

最大の理由は「価格の高さ」と「車種の少なさ」。ぼくは「アウトランダーPHEV」買っちゃいましたが、もし選択肢として「FREED」のような「7人乗りミニバンPHEV」があれば、そちらにしていたはずです。家族で乗るなら、やっぱりミニバンの方がいいですからねぇ。

「一刻も早くPHEVが欲しい」「アウトランダーPHEVは自分にぴったりで、割高でも許せる」という場合は、アウトランダーPHEVの購入をおすすめします。

関連記事:[口コミ] アウトランダーPHEV、徹底レビュー。プリウスPHVとどっちがいい?
 

プリウスがいいという場合は、2015年時点のモデルはハズレなので、2016年モデルにしましょう。

これから買う方は、上述した通り、「レンジエクステンダー付きのEV」も見ておくといいと思います。ピュアな電気自動車も、今後車種・価格が下がっていくと思われます。


繰り返しですが、まだPHEVは「趣味のクルマ」の域を出ません。実用性、経済性を強く求める方には、あんまりおすすめしません。あと3年もすれば「レーダークルーズコントロール」などの自動運転機能が普及してくると思われるので、もうちょっと待つのがベターですね。



東京から高知県に移住したよ!

「#移住日記」書いてます。

東京を捨てて高知に移住して、丸一年。今感じていることをまとめてみた


一日中マンガ読んでるイケダの本棚

一巻で完結する面白いマンガたち

5巻以内に完結する面白いマンガたち

11巻以内に完結する面白いマンガたち

最新刊を楽しみにしているマンガ一覧


お知らせコーナー

(new!)月額4,980円のオンラインブログ塾始めました!本気のブロガーはぜひ。

イケダハヤトってそもそも誰?何者?

イケダに会える日/講演依頼できる日を公開中


人気記事セレクション

IT企業に転職したい方にオススメ!あなたが知らない転職サイトまとめ

残念な人の法則:仕事ができない人は「移動時間の無駄」に無頓着である

独立1年目で失敗しがちなこと:ぼくが実際に犯した5つの失敗



フェイスブックにいいね!



今日も元気にツイート中



Instagramやってます