またもや嶺北に行ってきました。行くたびに好きになって帰ってきてしまう、超素敵な場所です。


四国のど真ん中、日本の秘境。

「嶺北」といっても、どこだかわからない人の方が多いでしょう。地図にすると四国のど真ん中。東西南北を山脈に囲まれている、わが国における秘境です。大豊町・本山町・土佐町・大川村の4地域を総称して「嶺北」と呼びます。

124

中心部といえる本山町・土佐町の人口は約1万人。現在移住者が増えており、毎年30〜40世帯が移り住んでいるとか。このトレンドが10年くらい続けば、1万人のうち1,000人が移住者になるのも遠くなさそう。

そんな秘境ともいえる「嶺北」。一体何が魅力なのか。まとめてみます。


1. 生活の不便がない

山の中なんですが、生活が驚異的に便利で驚きます。中心部には品揃えがいいスーパーはもちろん、コンビニ、ホームセンター、銀行、郵便局、大きな病院もありますし、保育園・小中高も揃っています。

山のなかにぽっかりと東西に広い平地が開けており、普通に暮らしていく分にはまったく不便はない地域です。中心部に住めば、自転車のみで日々の生活が成り立つコンパクトシティ。実際、明日からここで暮らしなさいと言われても、多くの人は普通に生きていけるとおもいます。

地図的にいうとここら辺が中心部。東西に3キロ程度に都市機能が詰まっています


2. 移住者のネットワークがいい感じ

ここは「れいほく田舎暮らしネットワーク」という移住促進団体がございまして、たいへんいい感じなのです。

移住者が入り込んでいる場所って、けっこう地域によってカラーがありまして、ちょっとすると「ここはストイックすぎるなぁ…」と違和感を覚えることもあるんですよね。移住者コミュニティはあるけれど、うまく地域と溶け込んでいない、なんて話もしばしば聞きます。

嶺北に関しては、もともと住んでいる方々の高知県的オープンマインドに加えて、初期に移り住んできた人が丁寧に文化をつくってきたことで、数ある移住候補地のなかでも非常にいい空気を湛えている印象があります。


3. 家賃が安い

家賃は都会からすると激安レベルです。かなり状態のいい一軒家を見学させていただいたのですが、家賃はなんと月3万円。それでも「ここら辺にしては高めかも?」とのことだったので、衝撃を受けて帰ってきました。公式サイトにも「1万円程度」の物件が載っていますね。

スクリーンショット 2014 12 05 15 40 16

4. 景色がすんばらしい

高知県は全体的に風光明媚でどこに行っても美しいんですが、嶺北はさらに特別。もう、ぼくは行くたびに涙ぐんでおります。

まず、実にインパクトがある景色として、和牛が河原に放牧されています。泣ける。バッファローが生息しているかのような景色ですが、これは日本です。

58625727

Nagaoka District map- Kochi Prefecture,Japan : worldmapz.comより)

汗見川の美しさは段違い。透明度が高すぎて、魚が浮いているように見えます。

IMG 5618

そして早明浦ダム。「四国のいのち」とも言われる重要なダムで、この水がないと香川県民はうどんが食べられなくなると言われます。

IMG 5586

高台から見晴らす景色は、もう言葉になりません。こちらは移住者の方の邸宅からの景色。向こうの山はてっぺんだけ雪化粧。

IMG 5659

棚田も美しいですが、まだ写真を撮っておらず。必ずや撮影に行くので乞うご期待です。


5. 人々がフレンドリー

山の中なので「やっぱりよそ者に排他的なところもあるのかなぁ…」と思ってちょっとビクビクしていたのですが、すごい勢いでフレンドリーでびっくりしました。バスの待合所ではおじいちゃん、おばあちゃんが「どっからきた?いま何歳ばぁ?」とガンガン娘に話しかけてくれて、別れ際には「また来てねぇ」と手を振ってくださいました。移住者も多い地域なので、スムーズに入り込めそうです。


6. 教育が少人数!

保育園、小中学校を見学させていただいたのですが、今話題の「少人数制教育」をナチュラルに実践していて非常にいい感じでした。小中学校は一学年のクラスは25人前後。ボランティアの方も積極的に関わっており、少ない子どもたちを地域全体で育てている印象を抱きました。

生徒たちが素直すぎてびっくりするレベルで、中学校を見学していたら、子どもたちが教室の外にいるぼくらに向かって「こんにちは!!」と大勢で声をかけてくださいました。「ここで育った子どもはもう素直すぎて、東京とか行ったら騙されるんじゃないか心配になります」という話を4人くらいから聞きました。


7. 自分で何かを仕掛けられる!

嶺北地域はすべて合わせても、人口1万人ほど。このくらいだと、自分で何かを仕掛けるには「ちょうどいい」規模だと感じます。特に、大川村にいたっては人口400人を切っています。ちょっとした会社くらいの規模なわけですね。集まっている人々の能力と、人々の精神性を考えると、「何かを変える」ということが比較的やりやすい地域だとおもいます。


8. 飯がうまい!

高知県はどこもそうですが、飯がうまいんです。寒暖差の激しい嶺北はお米が特に有名で、超うまいです。お米がうまいということは、幸せだということです。

ちなみに山の中だから鮮魚は手に入らないと思いきや、普通にスーパーに並んでいます。むしろうちの近くのスーパーより充実しているような…。ちなみに土佐町のスーパーに関しては、この地域にお住いの作家さん・ヒビノケイコさんが詳しくレポートしています。

IMG 5541

外食も案外充実していて、この人口規模の割にお店が多いです。こちらは見ての通りとっても素敵なカフェ「ぶらうん」。

IMG 5632

9. 酒もうまい!

スクリーンショット 2014 12 09 10 03 56

ちゃんと酒もあります。この地域では地元の酒蔵「桂月」が盛んに飲まれており、ぼくが登壇したイベントの打ち上げも、桂月を乾杯することから始まりました。どぶろく造りも盛んな土地で、日本一の称号を獲得した製造者もいらっしゃいます。

IMG 5560

10. 今後が面白そう!

何より、この地域は「これから」が面白そうなんですよ。この時代にふさわしい地域のあり方というものを、自分たちの手で作ることができてしまいそうな規模感と勢いを感じます。関わるなら今だよなぁ…。


まずは遊びに来てください

移住に関心がある方は、まずは観光を兼ねて遊びに来てみてください。観光地として有名でないだけで、普通に面白い場所ですよ。特に夏場はダム湖の上でウォータースポーツが楽しめちゃったりします。

スクリーンショット 2014 12 11 12 43 45

宿泊は「さめうら荘」が定番です。平日限定の和牛ステーキ付き8,000円パックがお得ですねこれ。

スクリーンショット 2014 12 11 12 44 42

本格的に移住を検討している方は、れいほく田舎暮らしネットワークにコンタクトを。いろいろ力になってくれるはずです。


お知らせコーナー

イケダハヤトってそもそも誰?何者?

イケダに会える日/講演依頼できる日を公開中

4,000DL!「仏教は宗教ではない

祝3刷!「武器としての書く技術


東京から高知県に移住したよ!

イケダハヤトが高知県に移住した10の理由

「#移住日記」始めました。

質問募集中!メルマガで答えます。


今日も元気にツイート中