年末ですし、やりますか。今年は漫画ジャンキーでして、1000冊くらい読んだのです。


1. 銀の匙

超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!

言わずと知れた人気作品。農業高校の生活を描いたマンガで、非日常的な日常が描かれています。ラブコメとしても一級品だと思います。万人受けするタイプのマンガなので騙されたと思ってぜひ。


2. 銀のスプーン

ごはんをつくろう、ふたりの笑顔を見るために。食卓から始まる新しい家族のカタチ――。律(りつ)は受験を控える高校3年生。弟・調(しらべ)と妹・奏(かなで)、そして父を亡くしてからも温かく自分たちを育ててくれた母と4人暮らし。ところがある日、母の病気が発覚。入院する母に代わり、律ははじめて台所に立つことに――。

「銀の匙」とタイトルが被りまくっているんですが、こちらはグルメ系の作品。イケメンかつ純粋で料理好きという謎スペックの主人公をめぐる人間ドラマ。3回くらい泣かされました。大人も子どもも安心して読める内容です。おすすめ。


3.目玉焼きの黄身 いつつぶす?

夜の町に灯る家々の光、そのひとつひとつに、それぞれの人生が、暮らしが、目玉焼きがあることを、きみは知っているか…。 “あたりまえ”だと思っていたその食べ方は、“あたりまえ”ではないかも知れない。ギャグ界の暴走天使おおひなたごうが全日本人に問う、衝撃のフード・ソウル・ロマン!

グルメ系マンガだったら、これを挙げないわけにはいきません。この切り口があったか!という驚きと爆笑で、目から鱗と涙がぼろぼろ落ちます。騙されたと思ってぜひ。


4. イムリ

文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞受賞! ダ・ヴィンチ「絶対はずさない!プラチナ本」選出! 「謎が謎を呼ぶ構成と緊迫感に満ちた展開」(朝日新聞) 「期待は高まるばかり」(読売新聞)など、各メディアで絶賛の嵐を呼ぶ、現代漫画の最高峰! 『ぶっせん』『ペット』など、圧倒的個性で漫画ファンの熱い注目を浴び続ける鬼才・三宅乱丈が、その才能のすべてを解放して挑む、壮大で精緻なSFファンタジー・ロマン!

これはほんっとーに!面白いのに過小評価されている気がする作品です。よくぞここまでの物語を作り上げたなぁ…と、感動すること間違いなし。最近のマンガというのはここまでレベルが上がっているのですよ。


5. シュトヘル

見知らぬ時代、見知らぬ国の戦場。その凄惨な光景を毎夜、夢に見る高校生の須藤。ある日、楽器の工場である彼の家に、転校生の鈴木さんが訪ねてくる。彼女がその場で馬頭琴を奏で“シュトヘル”と唱えた途端、須藤は時空を越え、夢で見た国の女戦士に姿を変えていた。そして目の前には、鈴木さんに瓜二つの少年が。その少年は須藤に“シュトヘル”と呼びかけ…。

「イムリ」と個人的に双璧をなす「最近のマンガ、レベル高すぎだろ!」と絶叫したくなる系の作品。中国史でもかなりマニアックな「タングート」「西夏文字」なんかを扱っており、時代考証とか大変そうで圧倒されます。見開きの描写のインパクトがすごい作品なので、これは大判のタブレットで読みたいですねぇ。


6. 天地明察

小説はもとよりゲーム、アニメ、漫画原作などマルチに活躍する異才、冲方丁 (うぶかたとう)の初の時代小説にして、本屋大賞・吉川英治文学新人賞など 数々の賞を受賞したベストセラーを完全漫画化! 江戸時代初期、日本独自の 暦を製作した渋川春海の山あり谷あり、囲碁あり算術あり天文ありの人生を実 力派絵師・槇えびしが爽快に描く! 2012年秋、映画全国ロードショー!

こちらも実にハイレベル。「江戸時代の算術、天文」という実にニッチなテーマですが、冲方丁氏のすばらしい原作と槇えびし氏の筆力によって、ぐいぐい読ませる作品に仕上がっています。あんまり読まれていない気がするのがもったいない名品。


7. へうげもの

群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!

「天地明察」に続いてマイナーめなテーマを扱った歴史物。古田織部という実在の美術オタクを描いた作品です。日本においてアートがどのような意味を持っていたかを、エキサイティングに学ぶことができます。


8. 竹光侍

正月の寒い朝。まだ家族も眠っている中、少年・勘吉が厠に行くため戸を開けると、若い侍が立っていた。侍の名は瀬能宗一郎。このたび江戸の長屋にやってきた宗一郎は、勘吉に対し必要以上に丁寧な挨拶をすると、同じように長屋の住人たちにも挨拶回りをしていく。売り物の蛸をひたすら眺めたり、甘い団子を頬張ったりする宗一郎の行動に興味を持った勘吉は、彼のことをつけ回すが…。

歴史物だったらこちらも紹介しなければ。8巻完結の名作「竹光侍」。原作は永福一成氏、描いているのは松本大洋氏。もはや芸術の域に達しているマンガですよ、これは。完成度高し。


9. 惡の華

ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!!バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?話題沸騰!!奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー!

ここからは文学色の強い漫画をいくつか。これは漫画史に残る名作だと思います。ぼくは最終巻がとんでもなく好きで、何度も読み返しています。文学的な深みがある作品なので、何度読んでも新しい発見が出てくるはず。


10. 罪と罰

“ひきこもり”と援交女子高生。ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。大学をドロップアウトし、自室にひきこもる裁 弥勒(たち・みろく)。女子高生リサとの出会いによって、恐ろしい「ある計画」に手を染めることに…!

ボードレールの次はドストエフスキー。言わずと知れた「罪と罰」を現代風に翻案した力強い作品です。物語の勢いがすさまじく、気がつくと全10巻を読み終えていることでしょう。

ちなみに漫F画太郎先生の「罪と罰」は最悪なので絶対に買わないようにしましょう。絶対に買うなよ!


11. ミュージアム

悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。超戦慄連続猟奇サスペンスホラー、絶望大解禁!!!

すんばらしく完成度の高い、3巻完結のサスペンスマンガ。超一級のサスペンス映画を観ているような感覚に陥ります。マンガ表現のひとつの極致に達している名作です。


12. 羊の木

ギャグ漫画の巨匠2人が奏でる「不安」「願望」そして「笑い」の先にある物語! ――とある日本の地方都市が、犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。市長は一般市民には何も知らせずに元受刑者の過去を隠し転入させるというこの更生促進事業を受け入れた。移住するのは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。はたして、このプロジェクトの行方は!? 貴方の隣人が凶悪犯罪を犯した元受刑者だったら。罪償いし者達と罪未だ犯さざる者達の輪舞! ここに開幕!

「ぼのぼの」の印象が強いですが、いがらしみきお氏はこういう「変な」空気のマンガが魅力なんです。内容もすばらしいのですが、このマンガが持つ、文学的な空気感を感じていただきたいところ。読後感が強烈。


13. I【アイ】

宮城県の田舎町に生まれ、身寄りのないイサオ。一方、医者の息子である雅彦は、小学生の頃から、自分が生きていることの意味についてひそかに、深く悩んでいた。二人が中学生になったある時、イサオは恩師の臨終の場で、人の魂を己に乗り移らせたかのような不思議な力を見せた。そして、次第にイサオに惹かれいった。雅彦は、高校入試の日に、二人で旅に出ることを決意する。目的は、イサオが産まれた瞬間に目撃したという神様のような存在=トモイを探すこと。これが、二人の長い長い旅の始まりだった。

もひとついがらしみきお。こっちの方が強烈かもしれません。テーマは「神」という挑戦的すぎるテーマ。「羊の木」とセットで騙されたと思ってぜひ。


14. 祝福王

神の定義など知る者はいない。しかし、誰もが今ここに神がいると信じた。 異色の宗教をテーマとしたマンガ作品スタート

「アイ」を紹介したならこっちもいかないと。すごいですよこれ。全4巻完結で、テーマは「宗教」。後半にかけての壮大すぎる展開に度肝を抜かされているうちに物語が完結して「この漫画は一体何だったんだ…」と呆然となります。奇書なので人を選びます。もの好きな人はぜひ。うーん、ちゃんとレビュー書かないとなぁ。腕が試されます。


15. 刻刻

佑河樹里(ゆかわ・じゅり)は失業中の28歳。家では父・貴文(たかふみ)と兄・翼(つばさ)、じいさん三代のダメ男がヒマを持て余している。ある日、甥・真(まこと)が翼とともに誘拐される。身の代金を渡す期限に間に合わなくなった時、じいさんは佑河家に代々伝わるという「止界術」を使い、世界を“止めた”。 だがあり得ないことに、救出に向かった先で樹里たちは自分たち以外の“動く”人間に襲撃される。そしてパニックの中、異形の存在「管理人」が現れ…

8巻完結の…なんともジャンル分けしにくい作品。異様なエネルギーを湛えたマンガで、カルト的な人気を誇っているのもよくわかります。一気読みしてしまったので、年末年始にゆっくり再読しようと思います。


16. 星屑ニーナ

星屑(ほしくず)クンはヒトではなく、ロボット。ニーナは可憐な女子高生。ふたりは出会い、そして、一緒に暮らした。この世界は不思議がいっぱい! 宇宙から降る雷魚、会話するサルの玩具、当たった3億円の宝くじ、そして、過ぎ行く時間。1年後、5年後、10年後。ロボットは歳を取らないが、人間はあっという間に老いていく。物語は、神の速度で、未来へと進んでいく! 『少年少女』、『機動旅団八福神』に続く、福島聡の新シリーズ“タイム・スキップ・コメディー”それが『星屑ニーナ』!

ここからは短めの作品をご紹介しましょう。まずは4巻完結でサクッと読めるポップな作品「星屑ニーナ」。この作品の特徴はなんといっても時間の進み方。ガンガン時間がすっ飛んで、主人公ニーナは第1巻の時点で亡き人となっちゃったりします。あまりにも物語は破天荒、どう落ち着くのか一抹の不安を抱えながら、すばらしい大団円に安堵します。ぜひ。


17. 女の子が死ぬ話

高校に入って、初めて出来た友達は、出会って数ヶ月で死にました――。少女漫画のような青春に憧れる少女・千穂は高校入学初日に同じクラスの和哉・遥と知り合い、意気投合する。和哉への淡い恋心を抱きながら充実した高校生活を過ごす千穂。しかし、彼女は知らなかった。親友の遥が不治の病に冒されており、あと数ヶ月しか生きられないことを…。

一巻完結。あまりにもストレートなんですが、やられました。くそー。気軽に読める作品なのでぜひ。


18. 真面目な時間

植村一紗(うえむら・かずさ)、高校生。趣味は遊ぶこと、歌うこと、寝ること。高校生活を満喫して、近々好きな男の子に告白してつきあうことになるかも。そんな日々をこれからも生きていくはずだった。……そんな一紗を襲う運命とは!? 『秒速5センチメートル』の緻密で繊細なコミカライズで読者を魅了した清家雪子の初オリジナル作品、堂々のスタートです!

こちらは2巻完結で、こちらも女の子が死ぬ話です。「死んだあと、人はどうなるんだろう」という疑問に愛をもって向き合った良作。


19. 四月は君の嘘

桜の花びら、音楽、そして嘘。君と出逢った日から世界は変わる――母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニスト有馬公生(ありま・こうせい)。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い……だが、友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト……少女・宮園(みやぞの)かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 胸を打つ青春ラブストーリー!!

箸休め的に軽いものを。甘ったるい少女漫画でしょー?と思っていたら、音楽を題材にしているのもあり見事にハマッてしまいました。意味深なタイトルの意味が明らかになるであろう最終巻が楽しみです。


20. 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

"普通になれなくて ごめんなさい"

ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。

"自分の名前が言えない"大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まるーー。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?

「惡の華」よりだいぶ救いのある「どもり」をテーマにした青春マンガ。これはもう学校の教科書にしたほうがいいレベルの作品です。吃音って身近な障害ですし。


21. いぬやしき

その男には誰にも言えない秘密がある! 58歳サラリーマン2児の父。希望もなければ人望もない冴えない男。しかしある日を境に男のすべては一変する――。『GANTZ』で漫画表現の極地を切り拓いた奥浩哉がおくる、全く新しい世界がここに!

これはいいですよー。GANTZの世界観がさらに洗練されてます。現在連載中で、続刊が楽しみすぎる作品。


22. 累(かさね)

イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!! 二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

こちらも続刊を楽しみにしている作品。怪談「累ヶ淵」を大きくアレンジしています。破滅の香りが漂う作品ですが、なんとか主人公には幸せになってもらいたいという気持ちも抱いてしまったり。悲惨なオチになるのかどうなのか…。


23. 累

映画化で大きな話題を呼んだ怪談の古典的名作が、現代に鮮烈に蘇る! 和製恐怖の白眉、三遊亭円朝「真景累ヶ淵」を、圧倒的画力を誇る絵師、完全漫画化! 日本文学史上最高最悪の惨劇が今、血にまみれた幕を開ける!

こっちも「累」です。上はアレンジ、こちらは原作のコミカライズ。2巻完結で恐ろしい日本の怪談を体験することができます。子供の頃に読んだらガチでトラウマになりそうなほど怖いです。さすが。


24. かくかくしかじか

自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!

いやー、泣きましたよこれは。東村アキコ氏の自伝エッセイ漫画。子どもが美大に行きたいとか言いだしたらこれを差し出すと諦めるか驀進するかどちらかです。そろそろ終わりになると思われますが、未発売にもかかわらず、すでに号泣することを覚悟してます。


25. 就職難!! ゾンビ取りガール

非力なゾンビが街を徘徊する日本。零細ゾンビ回収会社に勤める、捕獲メカマニアのモテない青年は、就職難からやむを得ず入社してきたかわいい新人バイト女子の指導役を命じられた! それは、この世の春か、失恋の始まりか!? 『僕の小規模な生活』の福満しげゆきが、世の不健全な青年男女に贈る初の長編アクションラブコメ、開幕!!

タイトルからして完全にネタ漫画っぽいですが、意外や意外、読むとめちゃくちゃ面白いんですってこれ!福満しげゆきという才能の深淵を覗くことができます。この作品こそ「騙された思って」買ってみる価値があります。


26. うちの妻ってどうでしょう?

小心者な漫画家の「僕」と美人だけど短気な「妻」の、ゆる~い日々の出来事をつらつらと描くエッセイ風4コマ。日常で当たり前にあるような小さな出来事に、一喜一憂して悩み葛藤する主人公(=作者)の姿がすごく共感できて、笑えます。

うちのブログに妻が登場するようになったのは、実はこの本がきっかけだったりします。「日常を中毒的に面白いコンテンツに変える」というのは魔法だよなぁ、と再読するたびに感じます。名品。


27. ちいさこべえ

火事で実家の工務店「大留」が焼け、両親をなくした若棟梁・茂次は、「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という父・留造の言葉を胸に大留再建を誓う。

山本周五郎の原作を現代風にアレンジした作品。かなり淡々とした作品なのですが、読後、強烈に印象に残ります。小説のようにじっくり読み進めたいマンガです。


28. イノサン

18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。 その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。 その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真”を描く、歴史大河の開幕──!!

世界一有名な死刑執行人、「シャルル=アンリ・サンソン」を「孤高の人」の坂本眞一氏が描くとあればつまらないわけがありません。今もっとも注目すべき歴史漫画です。


29. 孤高の人

孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」ことを確かに実感するもの…。文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめた――!!

こっちも読んでおきましょう。語る言葉すら必要がない名作中の名作。全17巻、一気読みしてしまうこと請け合いです。


30. 俺はまだ本気出してないだけ

「俺はマンガ家になる」と、40歳で会社を辞め、夢を追いかける生活に入った男・大黒シズオ。父親からは顔を見るたびに説教され、幼なじみからは本気で心配され、17歳の娘に温かく見守られながら、マンガ執筆とバイトとサッカーゲームの日々。そんなある日、バイト先のハンバーガー屋にちょっとした問題児が入って…

まさかの号泣。ギャグマンガなんですけどね。青野春秋氏はもっともっと作品を読んでみたい。


31. 花もて語れ

両親を亡くし地方に住む叔母に引き取られた、小学1年生の佐倉ハナ。引っ込み思案な性格で周囲と打ち解けられなかったが、ある日、ハナは「朗読」をやっていると言う教育実習生と出会う。やがて22歳になったハナが繰り広げる「癒やし系熱血『朗読』ストーリー!!

いやー、マニアックなテーマのマンガが好きすぎて…これはなんと「朗読」ですよ!これがまた面白いんです。一発ネタで終わるかと思いきや、現在13巻まで続いているベストセラー作品です。


32. ましろのおと

津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!

朗読に続いてマニアックテーマ。こちらは「三味線」です。面白いんですよ、これがまた。


33. ナナマル サンバツ

入学早々、高校1年生の越山識が勧誘されたのは、怪しげな先輩が会長を務める「クイズ研究会」だった! 同級生の真理に引っ張られ、識が出会った競技クイズのめくるめく世界とは!? 熱血競技クイズ漫画登場!

お次はクイズ。こちらも青春なのです!ぼく、文化系青春ものが大好きなんですよ。


34. ちはやふる

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

「ましろのおと」「ナナマルサンバツ」「ちはやふる」は三大マニアック文系青春マンガだと思っております。こちらは競技かるた。熱いです。


35. 幻覚ピカソ

絵を描くことが大好きな少年・葉村ヒカリは級友の千晶と共に事故に遭う。奇跡的に一命を取りとめた彼の前に死んだはずの千晶が現れ、生きるための条件を語りだした。ヒカリが手にした不思議な能力とは!?

エログロナンセンスな色合いが強い古屋兎丸氏の作品のなかで、唯一ピュアな輝きを湛えている小品。子供にも安心して読ませることができます。3巻で完結してしまったのがもったいないくらいですが、この密度が心地よいのも事実です。おすすめ。


36. ヘルプマン

現実を真正面で受け止めなければならない介護の現場に入所した百太郎は、様々な体験を重ねて行く。そして老人との交流の中で百太郎はひとつの答えに辿り着く。ジジババ介護に風穴を開けろ! 今まで誰も描かなかったリアルな「老人介護」漫画!!

介護業界では知らない人がいない、もはや教科書的な名作。ぐいぐい読ませます。27巻まで出ていますが、すべて読む価値あり。介護の問題は誰もが当事者ですから、一読しておいて普通に損はありません。ちなみに著者のくさか先生は高知県在住だったりします。


37. BLUE GIANT

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。 雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。 「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」 努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。 無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

名作の香りがぶんぶん伝わってくるジャズマンガ。現在3巻。これからどう展開していくか超楽しみです。


自信を持ってご紹介できるのはこんなところでしょうか。まずはすぐに読める1〜4冊程度で完結している作品から挑戦していただくのがよいと思います。なお、ここで紹介した作品はすべてKindleで手に入ります。セール対象のものもあるので、安くなっていたらぜひポチッと。

ちなみにぼくはKindleをすべてiPhone5sで読んでいます。全然読めますよ、これ。案外知らない人が多いので布教しておきます。

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