「ヒップな生活革命」が良い本だったのでご紹介。


アメリカの食べ物が急速に美味しくなっているらしい

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上は「アメリカ 食事」の画像検索結果。アメリカの食事って、ひどいイメージがありますよね。ぼくも一度ニューヨークに行ったのですが、ジャンクフードのスケール感に苛まされました。油脂、油脂、油脂。

が、それも昔の話。最近のアメリカの食事は急速に美味しくなっているそうな。

今、ニューヨークやサンフランシスコを訪れれば、味オンチだったはずのアメリカ人の食が10年前とはまったく違っておいしくヘルシーになったことを体で感じることができると思います。

アメリカの食べ物がなぜ急においしくなったのか、なぜ急にクラフトブームが起きたのかと最近よく訊かれます。アメリカ人のセンスがにわかに良くなったわけでも、ある日突然グルメになったわけでもありません。

危機をきっかけに「生きる」ということをあらためて考え直した人たちのライフスタイル改革があり、それに呼応する消費者が増えているからこそ、今のムーブメントがあるのです。同じような意識の広がりは、日本でも、そしてきっと世界の至るところでも起きているのだと思います。

消費文化どっぷりのアメリカ人たちが、生活革命を始めたというお話です。どんな人たちが行動を取っているのか、とてもわかりやすい描写があったので、少し長いですが引用します。これ、ぼくのことじゃないか!とびっくりしました笑


コーヒーはインディペンデント系

今、ある種の価値体系を持った人たちが、アメリカという文化の中でひとつの流れを形成しています。それはどういう人たちなのか、イメージが湧きやすいように、まずはスペック(概要)を描いてみようと思います。

こういう人たちは、インディペンデントな(つまり大手のチェーン系ではない)コーヒーショップなどで見つけることができます。それもバリスタがいて一杯一杯のコーヒーを手で淹れて、内装にはヴィンテージの家具や再利用された資材が使われていて、メニューはチョークで手書き、といったタイプの店です。コーヒーだけではなくて、お茶のセレクションも充実している場合もあります。

うんうん。ぼくは最近タイのジャングルで採れた特別なコーヒーを出す「光の種」に通ってます。スタバはもう古い!


地元の個人商店を愛する

コーヒーを飲むにも、買い物をするにも、スターバックスやウォルマートのような大手のチェーン店や量販店は避けて、地元の個人経営の店を好み、健康志向で、添加物や保存料が入った食料を嫌い、食材を買うためにファーマーズ・マーケットに出向いたりもする。お気に入りの交通手段は自転車で、なるべく車には乗らない。車がないと生きていけないような土地であれば、プリウスに乗っているかもしれません。

ヤバい、完璧に言い当てられている…!地元の魚屋さん「鮮魚山もと」で魚を買うのを楽しみにしてます。自転車生活をしており、今後、車はエコカーを買うつもりです…。


個人経営のアパレルブランドを好む

服装も、大量生産された商品でなく、古着や個人経営のブランドの商品を好みます。この層に好まれがちなものといえば、ネルシャツ、ヴィンテージ風味のべっ甲縁のメガネ、タトゥー、コンバースまたはバンズのスニーカー。一見プレッピー風(「プレップスクール」と呼ばれる私立の名門校にルーツを持つスタイル)に見えたり、ときにはパンクの影響を受けているような印象もありますが、ヘアスタイルは床屋カットが優勢で、長髪は少数派、木こりを思わせるようなヒゲを生やしている人も多いです。

あぶない!べっ甲縁のメガネ買おうと思ってたところでした!そしてぼくは最近「バントーファン」というタイの小さなオーガニック服ブランドを愛着してます。光の種のオーナーが仕入れてくる珍しい服です。


Mac、iPhone、バーベキュー

電話はiPhone、コンピュータは必ずMacで、テクノロジーの恩恵は享受しながらも、アウトドアやガーデニングが好きで、週末になると郊外のセカンドハウスやキャンプに出かけて、あえて原始的な環境に自分を置いたりするタイプ

はい!Macユーザーです!先日はバーベキューに行ってきましたし限界集落で草刈りしてきました!


ハリウッドよりもインディーズ

外で音楽を聴くときもiPhoneで、家にはターンテーブルがある確率が高く、ハリウッド映画よりインディーズ映画を好みます。政治や社会への関心が強く、圧倒的にリベラル寄りで、同性婚やマリファナの合法化を支持し、オバマ大統領が歴史的勝利をおさめた2008年の選挙のときには、仕事を休んでオバマ陣営に参加したような人もいるかもしれません。

インディーズ映画好きです!ハリウッドは子どものおもちゃです!政治思想もリベラルです!


仕事はクリエイティブ寄り

職業的には、デザイナーやスタイリスト、アーティストなど、クリエイティブ系の仕事をしている場合が多く、自己表現の一環として音楽やアートをたしなみ、メインストリームの顧客やマスを相手に商売をしていたりする。

ブロガーやってます!


まとめ

つまり、価値観は主流に与することなく自分のものを持っていますが、パンクやヒッピーといったかつてのカウンターカルチャーの旗手たちとの違いは、主流と共存しながら、自分の商売や表現を通じて自己の価値観を主張していること。パンクやヒッピーの価値観の一部を受け継ぎながら、テクノロジー革命の恩恵はしっかり受けつつ、手を動かして作られるものを評価する、そんな層です。

一字一句共感します!


全世界で生活革命が起きている

この本を読んで思い出したのは、書中でも紹介されているジョン・ガーズマさんの「スペンドシフト」。3年前に対談させていただきましたが、彼はこの本のなかで、危機に直面したアメリカ人たちが消費のあり方、生活のあり方を「シフト」し始めている現状、そして「すべてはうまくいく」というポジティブな未来像が描かれています。「ヒップな生活革命」を読むと、ジョンさんたちが予言した未来がリアルに訪れていることに気付かされます。

著者も指摘している通り、この流れは日本にも来ているんですよね。ジョンさんと対談したときも「スペンドシフトは世界中で現に起こっている」と強調していました。

グローバルな資本主義への違和感というものは、やはりグローバルなスケールでシェアされているというのが面白いですね。なんせ、服装の好みからコーヒーの好み、挙げ句の果てには「べっ甲縁のメガネ」というスタイルまで共通しているわけですから。これから人は国籍や年齢や性別ではなく、価値観で繋がっていくのでしょうね。ぼく、Mac使っててべっ甲縁のメガネかけてる人となら、何となく仲良くなれそうな気がしますもん。


時代を読み解くためのいい参考書となりますので、気になる方はぜひ。Kindleでも読めます。


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