クラウドワークス」の吉田さんの新刊を拝読。クラウドソーシングがどんな未来を創るか、明快な筆致で記されている良著です。


クラウドソーシングで都会と地方の「賃金格差」を解消する

特に面白いのは、クラウドソーシングが地方と都会の賃金格差を解消する可能性がある、という主張。ぼくが住む高知県は所得が全国で最低なので、とても共感するところがあります。

都会と地方のギャップでこれまで最も大きかったのは、賃金と情報だった。たとえば、時間給労働者の法定最低賃金は、都会と地方では異なる。地方の最低賃金が安めに設定されているのは、地方のほうが生活コストが低いと考えられているからだ。

しかし、クラウドソーシングの場合、発注額はワーカーの居住地とは関係ない。ワーカーが東京にいようが、地方にいようが、海外にいようが、同じ案件の発注額は同一である。

これは、たとえば、東京に住んでいたワーカーが地方に生活拠点を移したとしても、それによる不利益を被ることはないということを意味する。地方にいながら、「東京価格」で仕事ができるのである。

著書によればクラウドワークスでは時給発注型の案件の97%が、実に時給1,000円以上となっているとのこと。

高知で時給1,000円を上回る仕事を探すのはけっこう大変です(バイトは概ね時給700円台、正社員給与も10万円台)。「県内の企業で普通に働く」より「クラウドソーシングで自力で稼ぐ」方が、収入の面で優位に立てる可能性は高いです。


案件を見る感じ、当然ながら、高知県でもできる仕事は山のようにあります。文字起こし・テープ起こしなんかが入門編に良さそう。

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スキルレベルの高い方なら、もっと選択肢は広くなるでしょう。最近はそこそこいい条件の案件も増えてきている感じ。

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地方における認知度アップが課題

地方のユーザーも既にいるとはいえ、まだまだ「クラウドソーシング」自体の認知度が低すぎる感が否めません。調査によれば、2014年4月時点で認知率は20%程度とのことですし(認知度まだまだ20%弱 クラウドソーシングに対する認知度調査)。高知に住む人たちも、多分ほとんど知らないと思われます。

地方に関してはプレーヤーたちの動きも活発で、クラウドワークスは岐阜県と連携したり宮城県の団体と連携してアンバサダープログラムを始めたりしています。ランサーズは地域特化のクラウドソーシングサイト「ランサーズプレイス」をリリースしたばかりですね。

ランサーズプレイスは、地域内における企業同士や、企業と個人の出会いを演出するためのマッチングサイトです。

日本各地での「この仕事、近場の会社にお願いしたいけど、どこにお願いすればよいのか...」といったような

企業/個人のお悩みを解決すべく、より多くの企業情報の提供を通して、地域特化型のマッチングを支援していきます。

訪問者としてご利用いただくだけでなく、掲載企業としての登録も無料ですので、この機会にご登録ください。

ランサーズプレイス

雇用が少ない中山間地域や限界集落で、クラウドソーシングを普及させるプロジェクトができたらすごい面白いだろうなぁ、と思っていたりします。年収の低さと就業率の高さを考えると、高知は案外地方におけるクラウドソーシングの最先端になれるのかもしれませんね。僕のほうでも色々と仕掛けてみようと思います。まずは小さくクラウドソーシング勉強会とかから始める感じですかね。


もっと自由に働きたい方は、ぜひクラウドワークスにご登録を。毎月数万円の収入を得るのは、それほど難しくありません。


書籍も合わせて読むと、クラウドソーシングが何を変えるかがよく理解できると思います。

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