まだ仮想通貨持ってないの?


Facebookでは50種類の性別を設定できる:「男」「女」以外の性別は山ほどあるのです

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これ、意外と知られていなくて興味深いお話。


英語版Facebookでは50種類の性別を設定できる

今年の2月、Facebookは性的マイノリティに対する配慮の一環として、設定可能な性別を大幅に拡張しました。

フェイスブックは、ユーザーが選択できる性別として、「Trans Female」「Trans Male」「Trans Person」「Gender Variant」「Gender Questioning」「Bigender」「Androgynous」「Pangender」「Transsexual」等を追加した。

Facebook、50種の新しい「性別」を追加 « WIRED.jp

実装されているのは英語版のみ。日本語版だとこんな感じですが…

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設定を英語にすると、「Custom」が現れ、多様な設定が可能になります。

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どんな性別かあるのか、目立ったところをリストアップしてみましょう。

  • Agender(無性別者)
  • Androgyne(男性、女性の両者の性的な特徴と器官がある人)
  • Male to Female
  • Female to Male
  • Trans
  • Trans Female
  • Trans Male
  • Trans Man
  • Transsexsual Person
  • Bigender(男女両方の性的特徴・志向を持った人)
  • Non-binary(カテゴライズできない人)
  • Cis(生まれた時に診断された身体的性別と自分の性自認が一致し、それに従って生きる人:参考
  • Cis Female
  • Cis Woman
  • Cis Male
  • Cis Man
  • Cisgender
  • Gender Fluid
  • Gender Nonconforming
  • Gender Questioning
  • Gender Variant
  • Genderqueer
  • Neither
  • Other
  • Neutrois
  • Intersex(Wikipediaによれば中間的な性
  • Pan-gender(日本語にしにくい…性別を超越している人、くらいなニュアンスでしょうか)
  • Twi-Sprit(こちらに経緯がまとまっています

いやはや、見慣れない言葉が多いですね。「Trans」についてはこちらが詳しいです(トランスジェンダーについて)。

被っている概念も多く(たとえば「Neutrois」と「Intersex」)、また、それぞれ超厳密な定義があるともいえない状況です。性的マイノリティの方々にとっては、どの語を選ぶかという選択の問題なんだと思われます。

とりあえず知っておきたいのは、性的マイノリティ=同性愛者ではないこと、でしょう。たとえば、そもそも性的な欲求を抱かない「Asexual」といわれる人もいらっしゃります。

無性愛(むせいあい、英: asexuality)とは、『他者に対して性的な関心・欲求を抱かない』性的指向のことである。他者との性的なコミュニケーションを望まない、このような性質を持つ人々を無性愛者という。

無性愛は、異性愛、同性愛、両性愛に並ぶ性質であると言われている。ブロック大学のアンソニー・ボガード教授は「世界人口の1%が無性愛者に当てはまる」と自身の著書に記している。

無性愛 - Wikipedia


ちなみにFacebookは新しい性別の提案も受け付けています。そのうち100、200種類くらいになっちゃいそうですね。現状の分類でも、たとえば「Asexual」「TransVestite(異性装者)」のようなものがありませんし。

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性は多様である

「男女以外の性が実はたくさんある」というのは、すごい興味深いと思うんですよね。めちゃくちゃ根本的な話なのに、歴史的に、ほとんど語られてこなかったといっていいわけですから。

語られてきたとしても、差別と偏見にまみれていたのでしょうし(…といいつつ、あんまり性的マイノリティの歴史は詳しくありません。各文明において、どういう扱いを受けていたのでしょう。いい本があれば教えてください→イケダハヤト | ask.fm/nubonba)。

セクシャルマイノリティは人口の3〜5%、つまり20〜30人に1人程度いるといわれます。あなたの職場にも、子どもが通う学校にも、「必ずいる」と言ってもおかしくない水準です。


パッとできる気遣いとして、アンケートや会員登録を呼びかける際には、ぜひ「男・女」ではなく「男・女・その他」という選択肢を用意しましょう。「その他」というのも投げやりな感じがしますが、苦労している人にとっては「ないよりマシ」だと思いますので。


LGBTsの居場所づくりに取り組むQueer & Allyのインタビューも合わせてぜひ。すばらしい活動です。

LGBTsの人たちが「当たり前」に話せる空間をつくる:「Queer & Ally」代表・はるさんインタビュー : イケハヤ書店 by @IHayato




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