講談社にて小川未来氏と雑談していました。彼の連載の対談記事になるみたいです。

小川未来『就活事変』 | 現代ビジネス [講談社]


会社に入ると「つまらない人間」になる

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小川氏はぼくのメルマガやら電子書籍やらをお手伝いいただいている編集者。よく考えたら学生らしくて、就活しているそうなんですよ。やめときゃいいのに。無駄無駄無駄ァ!

彼の決断についてはよくわかりませんが、小川氏のような優秀で面白い人は、会社に入るともったいないんと思うんですよね。どんなにいい会社に入ったとしても、つまらない人間に見えてしまうので。

そう、つまらないんですよ。彼が会社勤めの身分になっちゃったら、ぼくと一緒に仕事するのが難しくなるじゃないですか。本業があるので余暇の時間も減るでしょうし、名前・顔出しで仕事をするのもNGかもしれません。会社に入っちゃったら、こうやってぼくがブログでいじることも難しくなるでしょう(彼が勤める会社の広報からクレームが来たりして…)。


ぼくみたいなフラフラしている人間からすると、フルタイムで会社勤めをしている人は「一緒に遊びにくい」んです。その意味で「つまらない人間」なのです。マッキンゼーだろうがボスコンだろうが、名だたる会社のサラリーマンな時点で「あぁ、この人とは一緒に仕事できそうにないなぁ」といまいちワクワクしないんです。

お分かりの通り、これはあくまで主観的な話です。小川氏が会社に入ったとして、どれだけ活躍したとしても、一緒に遊べない以上、「ぼくは」つまらないんです。彼は本質的に面白いので、会社のなかでは面白い人間だと思われるのでしょうけれどね。

わがまま言うなよという感じでしょうけれど、実際、彼がサラリーマンになったら、ぼくと一緒に電子書籍つくったり、イベント企画したり、メルマガ編集してもらったり、そういう仕事はできなくなるでしょう。

会社勤めするなら本業を頑張ってもらいたいですし、ぼくが変なボール投げてもよくない気もします。縁遠くなるのは必然です。あぁ、つまらないなぁ…。


そういうぼくの嘆きを聞いて、彼は「バンド仲間が音楽辞めてサラリーマンになるみたいな感じですかね」と表現していました。さすが、言い得て妙です。ぼくは大道芸人みたいなものなので、一緒にパフォーマンスできる仲間がいなくなるのは、けっこう寂しいのです。


裏を返すと、彼が会社に勤めることなく、「僕は日本一のデジタル編集プロダクションを作りますよ!!」とでも意気込んでくれれば、ぼくは超面白いと思いますし、採算度外視で一緒に仕事をすることになるでしょう。会社を創るなら、エンジェル的に出資してもいいレベルです。小川未来氏が本気で手がけるデジタル編集、間違いなく面白いものになりますから。今はそれが許される時代なのです。


特に若いうちに「社会から面白がられる人間である」ということは、最高の資産だと思います。…が、会社に入るとその輝きは失われてしまいがちです。特にでかい会社ですね。どんだけすごい会社の大企業の名刺でも、もらった瞬間にワクワクすることはないんですよねぇ。若手社員ができることなんてたかが知れてますし。


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