医学部をdropoutして「筆文字クリエイター」に:家入一真氏のロゴも制作した高知のクリエイター「雪書」ゆきさん」という記事で出てきた「迷っている間って、来ないんでしょうね」という言葉が刺さったのであらためて。


退路を断つと「人との出会い」が加速する理由

ぼくはけっこう「退路を断つこと」を重要視しています。なんでもそうだと思うんですが、後ろのドアを閉じないと、本気で先の世界に進めないんですよね。

退路を断つことのわかりやすいメリットは「人との出会い」が加速することです


まず第一に、人と会うための時間を潤沢に確保できます。たとえば会社を辞めたとしたら、丸一日予定が空くわけです。サラリーマンやってると朝と夜くらいしか人と会えませんが、会社を辞めればかなりの度合いで、時間的にフレキシブルになります。

第二に、危機感が強くなるので、何らかの行動を取りたくなります。良くも悪くも、いったん会社を抜け出すと「このままじゃヤバい」という焦りに襲われることになるでしょう。そうした焦りは行動力を高め、人との出会いを加速させます。

第三に、組織の枠から外れることで、コラボレーションがやりやすくなります。会社勤めしている方って、その会社の看板があるので、しばしばコラボしにくいんですよね。「ちょっとメンバーに入ってよ」と誘いにくいというか。会社の看板がなくなれば、周囲がそうした遠慮をしなくなるので、コラボが促進していきます。

最後に、周囲の人が「応援したい!」と考え、出会いを供給してくれるようになります。ぼくもそうなんですが、やっぱり「会社を辞めようか悩んでいます…」という人より「とりあえず売上ゼロだけど会社辞めました!」という人のほうが、断然応援したくなります。というか、応援してあげないとヤバいわけです。「退路を断つ」ことの最大のメリットはこれだと思います。


会社を辞めようか悩んでいるうちは、出会いが訪れにくい

言い換えると、会社を辞めようか悩んでいるうちは、出会いが訪れにくいということです。意識的に努力していかないと、自分の人生を変えるようなチャンスは訪れないでしょう。

具体的にいえば、本を読んだり、趣味を極めたり、ワークショップに参加したり、朝活に参加したりと、ベタな努力をしつづける必要があると思います。


2年間無収入でも生き延びられる金額を貯金する

ぼくのおすすめは、生活にかかる最低限のコストを計算し、1〜2年分生き延びることができるお金を貯めて、会社を辞めることです。ぼく150万円くらい生きていける人間なので、300万円くらい貯金してから会社を辞めました。

ということは、最悪2年間、無収入でも生きていけるわけです。「とりあえず2年は貯金だけで生き延びられる」という安心感があれば、ほとんどの方は会社を飛び出すことができるのではないでしょうか。

そして、ごく一般的なビジネス感覚があれば、「2年間無収入」という最悪の想定は、ほとんどの場合覆されます。ぼくの場合もいざ飛び出してみたら、年収300万円から売上700万円くらいに変化しました。売上なのでなんともいえないんですが、サラリーマン時代より貯金できているので収入は上がっているのでしょう。


今は挑戦するには良い時代ですから、いっそ飛び出してしまうといいと思うんですよね。ぼくは責任を取れるわけじゃないので、読者のみなさまのご判断に任せますが…。自著ですが、参考になると思うので宣伝しておきます。