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高知といえば「カツオ人間」。ゆるキャラ業界の異端児です(「ゆるキャラグランプリには出ません」ご当地キャラ界の異端児「カツオ人間」の心意気)。あんまり東京では知られていませんが、現地では大変人気のあるキャラクターだそうです。高知を元気にする存在なわけですね。

が、高知を元気にするのはカツオ人間だけではありません。「ファンドレイジング・ジャパン in 高知」でNPOによるピッチコンテストが行われていたので、メモがてらまとめておきます。素敵な活動がたくさんですよ。


NPO法人さめうらプロジェクト

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高校生を中心としたメンバーによるプロジェクト。「環境を守る活動、安全パトロール、アクティビティ、イベント、交流会などにチャレンジしている」とのこと。

プレゼンをしたお二人が卒業した「嶺北高校」は現在存続の危機とのこと。生徒数も少なく、先生と生徒の距離が近いため「生徒全員が主人公になる」ことができるすばらしい学生生活を過ごすことができたそうです。しかし、生徒数は年々減少しており、入学者は29名。何か対策を打たないといけません。

「ヒアリングをすると「なんとなく」町外の高校に行ってしまうこと」がわかったそうです。そこで立ち上がったのが、高校の魅力を伝える「さめうらプロジェクト」。嶺北高校を守るために、卒業生と在学生が、地域・保護者を巻き込んで様々な活動をしています。


ごめんなさいプロジェクト実行委員会

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南国市のNPO。「後免町(ごめんまち)」を切り口にして南国市をPRすることが目的とのこと。「南国市の中心でごめんなさいを叫ぶ」イベントなどを実施しています。

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「妻に、お父さんに、友達に、ごめんなさいを叫びます。叫んだ方は「すっきりした」と語ってくれました」と実行委員会のお話。メディア受けもよく、様々な媒体で取り上げられているとのこと(朝日新聞デジタル:謝罪の聖地で「ごめん」を叫ぶ 高知・南国でごめんな祭 )。

ほかにも「ごめんなさい市民会議」も実施。地域活性化にまつわる人材を招聘し、講義やワークショップを行っているとのこと。「ありがとうやごめんなさいが素直に飛び交う街を作りたいと思っております。それこそが地域活性化だと考えています」という言葉が痺れました。


NPO法人高知市こども劇場

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40年以上の歴史があるNPO。年4回、地域の子どもたちを主役にした「生の舞台」を開催している団体です。コミュニケーション能力や創造性を育む効果のある舞台芸術にこだわって活動をしているとのこと。

ほかにも田植えやや交流会、講演会なども実施し、子どもたちに学びの場を提供しています。有意義な活動ですが、残念ながら会員は減少傾向。地道な活動だけに、うまく情報発信をして頑張ってほしいですね。


NPO法人チャイルドラインこうち

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「チャイルドライン」は、18歳までの子どもがかけることができる秘密の電話。全世界、全国にある仕組みで、高知にももちろん存在します。2010年5月に開設しています。

「子どもたちは自分を認めることができていません。いじめ、不登校、虐待、さまざまな問題が起きており、安心して話せる大人がいません」。チャイルドラインに掛かってくる電話は、「聞いてほしい」というのが大半だそうです。これまでに3000件以上の電話を受けてきたとのこと。


高知SGG善意通訳クラブ

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高知に訪れる外国人観光客に通訳を提供する団体。設立26年と歴史があり、英語、韓国語、中国語といった言語に対応しています。観光案内だけではなく、県内に住む外国の方向けの異文化交流イベント、講演、パンフレットの翻訳なども行っています。

ちょっとびっくりですが、ガイド料金は「無料」。すばらしい活動です。こういう仕組みはオリンピックに向けて、東京も整備すべきなのでしょう。


高知県青年にぎわいボニートfrom3.11

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2011年の5月に立ち上がった、地域の青年団、地域おこし協力隊、大学生などの若者が集まって結成した団体。

「東北に元気を」というテーマで、2011年に40名で東北を訪問し、そこから漁具倉庫を寄付、寄付付きの鳴子の販売、交流事業などを行っています。2014年には高知の中山間地域の活性化への取り組みもスタートしており、協力隊・青年団・大学生・地域のNPOで連帯し、防災事業を行っていく予定があるそうです。


今回はピッチコンテストとのことで、会場からの「いいね!シール」で投票が行われました(いいね!に応じた寄付が分配されます)。個人的にはクリエイティブで面白い「ごめんな祭」に投票しました。ブロガー的にはやっぱりこれですね。

というわけで、高知の市民活動は熱いです!ぜひぜひ覚えておきましょう。ほかにも記事書いているのでこちらもぜひ。

平均年収がワースト1位の「高知県」で、なぜかNPOが盛り上がっている理由