ここ最近、髪を整えるのが本当に面倒でして、帽子をさっとかぶってそのまま一日を過ごす感じになっています。整髪料も使わないし、朝の時間もロスしないし、前髪の後退は悟られないし、いいことづくめ。楽をしているだけなのに、なんかおしゃれな感じもしますしね。


帽子を取るのはマナー?なんで?

で、そういう生活をしていてふと思い出したのが「食事中や、目上の人の前では帽子を取るのがマナー」というよくわからない慣習が、そういえば存在していたこと。ぼくの大学時代も、学生が帽子をかぶって講義を受けているとぶちぎれる教授がいらっしゃいました。なんてカロリーの無駄遣いなんだ…。

もはやそういうこだわりを持っている人も少ないと思いますが、事実として、「帽子を取らないなんて失礼なやつだ」と感じる人は、まだまだ存在するようです。


ぼくはまったく気にしないし、「マナーがなってない」とされる理由もよくわかりません。そもそも起源はどこにあるんでしょうね?…というツイートをしたところ、こんな情報をいただけました。

1つ目の理由として、もともと頭にかぶるものは身を守る為のものなのでした。
日本でも兜を脱ぐという事は自分の無防備な姿をさらす行為であって、相手を安心させる為のものでした。
西洋の紳士も女性にでお辞儀をする際は帽子を胸に当てたりしますよね。
つまりあなたに害をあたえる意図は無いと言うという事を示す行為だと思います。

「屋内では帽子を脱ぐ」というマナーの起源は何でしょうか? | その他(社会)のQ&A【OKWave】

中世の騎士が兜をあげる事は、相手に対する敬意の表示で、友人同士で集まる時は、安全と感じている事を示す為に兜を脱いだ、とあります。

「屋内では帽子を脱ぐ」というマナーの起源は何でしょうか? | その他(社会)のQ&A【OKWave】

色々調べたのですが、あんまりネット上にも文献が見当たらなくて、もともとは西洋のマナーだった、ということくらいしかわかりませんでした。どのタイミングで日本で一般化したのか、超気になります。江戸時代とかはどうだったんでしょう。当時も帽子的なものはありましたよね、きっと。

ここら辺は小津安二郎のパブリックドメイン作品とかの描写にヒントがありそうですが、あいにく決定的なシーンを見つけることができませんでした…。服飾史とか文化史に詳しい方がいたら、ぜひ情報をください。追記しておきます。


冒頭に出した「帽子をかぶるとぶちぎれる教授」には余談があって、彼が「帽子を取れ!」と糾弾したとある女子生徒は、病気の治療だか生まれつきだかで、髪が薄いことをコンプレックスにしていたそうで、泣きながら退出していきました。マンガみたいですな話ですが、実話です。心の傷になっていないといいですが…もちろんその女子生徒は、そのあと授業に出席することはありませんでした。

個人的な方針を語れば、たかが帽子くらいで気分を害するような人とは、可能な限り一緒にいたくないですね。どんな攻撃をされるかわかったもんじゃないです。危険危険。