「2020work」で出てきたお話、これ大変共感します(#2020work 堀江貴文、城繁幸、仲暁子…そしてYOSHIKIも出演!「2020年の働く」を本気で考える)。


下積み原理主義に陥るな

最初のパネルでは「会社をすぐにやめて独立しようとすることは、いかがなものか?」というテーマが盛り上がりました。木暮太一さんと堀江さんのバトルが見物。

木暮さん:
独立してみたら大したことがないと気づきましたね。やってみたら大したことがなかった、と。ただ、誰もがそういう状態かというと「まだまだ君は早いよね」という人は確かにいます。

なんとなく独立をしてしまうと、何をやったらいいかわからない。それではいけないと思います。何を売って、どう商売していくのか、ということを会社員をやりながら見つける必要があるんじゃないでしょうか。

堀江さん:ホントに必要ですか、それ。なんで会社にいないと見つからないんですか。

木暮さん:会社じゃないと見つからないというわけじゃないですが、収入源が断たれてしまうじゃないですか。

堀江さん:バイトでもすればいいんじゃないですか?収入が大事なんですか?

木暮さん:追い込まれたらよくないじゃないですか。

堀江さん:え、追い込まれたらよくないんですかね?堀さん、今シェアハウスなんですよね。家賃いくらですか?

堀さん:5万円です(笑)

堀江さん:堀さん、独立直後はすげー大変そうでしたもん。でも、半年後には売れっ子じゃないですか。

城さん:もしも堀さんが、すぐにNHKをやめていたら、うまくいっていないと思いますけど。

堀江さん:
それは下積み原理主義ですよ。よく寿司屋とかでも10年やんないとダメだとかいうけど、東南アジアとかに輸出している人いるじゃないですか。彼ら修行してないじゃないですか。

もちろん、下積みをまったく否定するわけじゃないんですが、みんな下積みが必要だと思い込んでますよね。だから言っているところもあります。

堀さん:改めて、アドバイスのようなものはありますか?

堀江さん:後先考えずに飛び出せと。本郷よるヒルズにいって、Liver邸に行けばいいんですよ。今は駆け込み寺みたいなところがあるんですから。

あぁ、いますよね、下積み原理主義者。3年でやめる若者はけしからん、みたいな。なんですか、あれ。ぼくも大嫌いです。

かくいうぼくはサラリーマンを2年しかしていないのですが、転職時や独立時には「そんな根気のないヤツがうまくいくわけがない」と何度も言われました。ツイッターでも謎のおっさんに説教されること数知れず。もはや定形文ですね、これ。

少なくとも今のぼくの状況を見れば、彼らの破滅の大予言はノストラダムス並に間違っていたことになります。いやー、ホントくだらない下積みとかやらないでよかったです。オフィスの掃除とか書類整理とか電話番とか上司とかクライアントにビール注いだりとか、まったくブロガーには関係ない能力ですからね。時間の無駄。


下積み原理主義に染まる若者

上の世代がそう思っているのは勝手にしていただきたいですが、嘆かわしいのは、同世代が「下積み原理主義」に陥っているのを見かけてしまったときです。

とあるセミナーの懇親会で出会った方。仕事の話になり、彼が「とりあえず、今の会社には3年勤めようと思っているんです」と言うので「え、なんでですか?」と聞くと「下積みをしたいんですよね」と。

何を言ってるんですか。「3年の下積み」を目的にしてどうするんですか。何か具体的な目標はあるのかと聞くと、「特にありません」とのこと。目的意識のない下積みは、時間の無駄だと思いますけどね…。

「やりたいことを見つけるまでは、とりあえず会社にいるのがベター」という選択肢は、ちょいと人生を遠回りしているように、ぼくには思えます。まぁ、環境によっては合理的な判断ではあるんでしょうけれど…貯金もできますしね。

ただ、そういっていつまでも会社に残っている人を、ぼくはけっこう知ってるんですよねぇ。会社にいると変に求められちゃうので、踏ん切りが付かなくなるという悪影響もあるのでしょう。そういう生き方を全否定するわけではないですが、「とりあえず今は、会社で下積みをしているんです」って、明日死んだら後悔するような生き方だとは思います。

やりたいことを見つけるのは会社以外でもできるので、それこそバイトでもして、シェアハウスにでも住みながら、色々な人とのつながりのなかで道を探せばいいと思います。勇気は要りますが、結局その方が早いと思うんですよね。ある程度のコミュニケーション能力とデジタルリテラシーがある人にとっては、今は低リスクで挑戦できる時代ですから。


おっさん世代が「3年は下積みせよ!」と求めてくるのは、基本的に無視してOKです。特にあなたが、横のつながりをたくさん持っているのなら、会社で頑張る意味は薄いです。今は時代が違います。ぼく自身がそうでしたが、よほど会社を飛び出した方が「下積み」になりますよ。


#2020work 堀江貴文、城繁幸、仲暁子…そしてYOSHIKIも出演!「2020年の働く」を本気で考える