今日明日は「IVS」のレポート記事を提供して参ります。1日目の全文まとめはこちら(#IVS 一日目の講演内容をまとめました!6時間分の講演をひとまとめ)。


東洋経済オンライン・佐々木編集長「2014年は動画が熱い」

初日三番目のセッションは「メディアの伸ばし方、稼ぎ方」。東洋経済オンラインの佐々木さん、けんすうさん、藤代さん、Yahoo!の友澤さん、日経の関口さんが登壇なさいました。個人的にはもっとも楽しみにしていたセッション。いやはや、すばらしい内容でした。

なかでも感銘を受けたのが東洋経済オンライン・佐々木編集長の自己紹介プレゼン。5分程度でしたが超詰まってる。

東洋経済オンラインの佐々木です。自己紹介として、これまでの道のりと成長戦略についてお話します。リニューアルして1年が立ちました。月間700万から5,300万PVに伸びました。現在もNo.1です。

なぜこんなにPVが伸びたか。
①ターゲット年齢を下げた。
読者の8割が20〜40代に。
②紙とネットを切り離した。
ウェブオリジナル記事が9割。
③オープン化。
100名の外部コラムニストを登用。
2014年に向けて、20〜40代前半の間で日経新聞の対抗軸となる。日経は記者数で10倍、売上で30倍。無謀な目標かもしれないが、若手にしぼればいけるのではないか。

差別化戦略について。①日経のひたすら真逆をいく。日経が有料ならうちは無料、速報中心なら分析中心。自前主義に対してパートナー主義、など。

②アグリゲーション化。国内外のメディアからコンテンツを積極的に買う。ニューヨークタイムスの記事を買っているが、一本の記事で230万PVを稼ぐ記事も出てきています。

③マルチメディア化。今後は動画に力を入れていきたい。

2014年は動画の年になると確信している。来年の4/1には動画サイトをオープンしようとしている。今の映像は、コストが高いマス向けか、低コストのニッチ向けか、という二極化状態。我々は、ミドルコストで数万〜数十万をターゲットとしたメディアをつくりたいと考えている。スタートアップに特化したチャンネルを公開していく予定。

佐々木さんのお話のなかでもっともインパクトがあるのが、動画チャンネルの話。恐らくYouTubeチャンネルを開設するのでしょう。ここ、日本ではまだ火が付いていないですが、間違いなく重要な媒体になっていく確信があります。流石東洋経済オンライン…。

東洋経済オンラインが乗り出すとなると、ダイヤモンド・オンライン、日経BP、現代ビジネス、CNETなどなどが追随していくのは目に見えています。BLOGOSも本格的な番組始めそうですね。来年の年末あたりには、主要メディアのβ版チャンネルが出そろっていそうです。

ぼく個人としても、動画メディアは本格的にやりたいと狙いを定めている領域です。ページビューは伸びなくとも、やはりアテンションの深さはテキストより強烈ですからね…。有料メルマガと並行して、YouTubeチャンネルの開設も急ぎたいと思います。ここはけっこう早い者勝ちな気がしています。


このセッションは非常に刺激的で、ぼく自身も、個人ブロガーとして取るべき立ち位置を改めて確認することができました。ぼくらはやはり、「コンテンツ提供者」として特化すべきですね。これからコンテンツを広める「場」は増えていくことが予想されます。プラットフォームに「載る側」として、徹底的に存在を磨いていきます。

…と、ここら辺の戦略論は書き出すと止まらないので、はまたいずれ詳しく語りたいと思います。とりあえず来年は動画メディアが熱い、ということは抑えておきましょう!


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