現在、光文社新書から発売予定の「強い心の作り方(仮題)」という作品を執筆中です。マーケティングも兼ねて、原稿をちょいだししてみます。

3,000時間割けば、早稲田政経に受かる

書中では、ぼくの実体験をもとに、ある種の成功哲学について偉そうに講釈垂れています。編集前の原稿ですが、この話は我ながら面白いかと思いまして、ブログでもご紹介しておきます。

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自慢めいた話になって恐縮ですが、ぼくはテスト勉強、特に暗記科目が大得意です。高校時代は三年生の夏から私大文系三科目(世界史、英語、国語)の受験勉強をはじめ、半年で偏差値を55から70程度まで改善させました。とりあえず私大文系を上位から受けまくり、当時最難関だった早稲田大学の政治経済学部に現役で入学することができました。

こう書くといかにも天才のようですが、ぼくはかなりストイックに勉強をしていたので、「受かって当然」だと自分では考えています。3年生の7月から翌年2月までの約8ヶ月間、ぼくは一日も休まず12時間机に向き合い、累計で3,000時間弱を勉強に投下しました。私立文系の上位校なら、「効率よく」3,000時間も投下すれば十分合格ラインに達する、とぼくは考えています。

大学受験を始めるにあたって、極力学校には行かず、家に引きこもることを決めました。そのため出席日数はギリギリで、大学はトップクラスに受かっていたにも関わらず、成績は芳しくありませんでした。


幸いにして、勉強、特に世界史や英単語の「暗記」は、情熱を注げるほど楽しいものでした。特に世界史の暗記にはハマりまくり、毎日6〜8時間は勉強していました。大手予備校の模試では、堂々のNo.1スコアを弾き出したこともあります。

暗記科目を習得する際に強く意識していたのが、「暗記の効率」です。やってみるとわかりますが、単に黒板をノートに写すだけでは、ほとんどその内容を暗記できません。効率よく暗記するためには、様々な工夫がありえるのです。


たとえばぼくは、世界史で出てくる単語を、逐一動作を付けて絶叫していました。さて、意味がわからないでしょう。でも、これ本当に効くんですよ。

たとえば、「ウマル・ハイヤームはルバイヤートを書いた」という情報を覚えたければ、部屋のベッドの上で布団に入って簀巻き状態なりながら「埋まる!ハイヤーーーム!ヤバいよルバイヤート!助けてくれー!」と10回くらい叫ぶのです。ぼく、冗談で言ってません。これが世界史全国トップを取った勉強法なのです。色々な方法を試した結果、少なくともぼくにとっては、これがもっとも暗記効率が良いことがわかったのです。さあ、あなたも布団に簀巻きになって「埋まる!ハイヤーム!」と叫んでみてください。


真面目なところでは、他にも「実際に出題された問題を用いて勉強すると効率が上がる」「音程を付けて歌にすると暗記しやすい」「単語だけでなく、その単語が登場する文脈・背景を意識すると定着する」といった成功法則を、ぼくは導きだしていました。

何だかクレイジーな話をしてしまいましたが、要するにですね、いくら情熱があったとしても、時間を割く以上、その効率を考えなければ、一流にはなりにくいということなんです。これは試験勉強にかぎらず、趣味や仕事など、あらゆる領域に通じる話です。

挑発的にいえば、残念な人は、効率性についての視点が欠如しています。時間を割けばいい、というものではないのです。考えるべきは、「どうすれば所定の時間内に、もっとも効率よく目的を達成できるか」なのです。Plan-Do-See-Actionのループを迅速に回し、何が効率的であるかを常に検証しましょう。

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「3,000時間あれば大学には受かる説」、ググってみるとぼく以外にも提唱している人がいました。

東大には3000~4000時間の勉強で入れる。1日8時間勉強するなら1年~1年半。

自分の場合は、21歳から始めて2年半のブランクを経て25歳で理2に受かった。合計1年半位で4000時間位勉強した。1年にまとめていけば3000時間でいけると思う。

人生攻略法 東大に独学で入る方法。合格に必要な勉強時間は3000時間。

かなりマッチョなことを言っていますが、「3,000時間勉強すれば難関私大くらいは受かる」というのは真実だとぼくは見ています。勉強ができない人って、超シンプルに、そもそも時間を費やしていないんですよね。または、時間を費やしていても、質の悪い時間を過ごしてしまっていたり。それじゃ勉強ができないのは当たり前です。

となると、難しいのは「時間を割くこと」になります。本のなかでは、どのようにして「時間を割く」ことを達成できるかについても書いていきたいと思います。発売は年初〜春あたりになると思いますので、どうぞお楽しみに!