これ、ホントに良い本です。特にブロガーの方はぜひとも読んでおくべき。


PV至上主義に陥らないために

ブログ運営のなかでしばしばいわれるのが「PVを稼ぐことに気が行き過ぎて、炎上を狙うようになってしまい、読者が離れていく」云々。ぼく自身はそういうことに陥ったことはありませんが、ビジネスとしてメディアをやっていると、目標PVにコンテンツが引っ張られることもあるのでしょうね。


そんな「PV至上主義」に陥らないための考え方を、ちきりんさんが記しています。たいへん良い考え方だと思います。

私はよく、「ものすごく盛り上がったこのエントリがなかったら、今月のPVはどれくらいだったのか」ということを計算していました。それが、「とりたてて反応はしないけれど、継続的にブログを訪れ、ずっと読んでくれているリピーター読者」の数であり、ブログの影響力を支える基礎体力とでも言うべき数字だからです。


ぼくは長らくブログを運営していますが、お恥ずかしながら、こういう風に考えたことはありませんでした。

が、8月〜9月あたりにアクセスがいまいち跳ねず、その際に開き直りとして「バズが起こらなくても月間20万UU近くいくんだったら、けっこうそれってすごいんじゃない?」と考えるようにしていました。そう考えると気が楽になりますし、目線がリピーター獲得にいくんですよね。

あとは、ぼくはKPI(効果測定指標)として「フェイスブックページのファン数」「フェイスブックアカウントのフォロワー数」「ツイッターのフォロワー数」を重要視しています。こちらはまさに蓄積型で、バズよりも本質的なメディア価値だと考えられます。

バズが起きたときも、フォロワー数やファン数の増加につながらなかったとしたら、それはあまり意味がないと判断しています。一方で、大きなアクセスを稼ぐわけではないけれど、フォロワー数の増加につながる記事を書けたときは、静かにガッツポーズをしています。

これまでのところは、狙いどおり、フォロワーやファンは順調に増えつづけています。フォロワー数の増加グラフは、我ながら見事な推移になっているとほれぼれします。美しい…。

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というわけで、バズが起きたときは「ものすごく盛り上がったこのエントリがなかったら、今月のPVはどれくらいだったのか」を考え、日常的には「フォロワー数/ファン数」「RSS登録者数」といったベースになる数字をモニタリングすることをお勧めします。


この本に関しては他にも記事を書いています。こちらもぜひ。

「ちきりん」の限界
「Chikirinの日記」の育て方:月間200万PVブログは、いかにして生まれたか?